8月12日、20年ぶりに再結成した伝説のバンドREBECCA(レベッカ) のLIVE初日に行ってきました。
会場の横浜アリーナは、ステージ裏までオーディエンスがいて、かつ立見席まであるという超満員状態です。年齢層は、レベッカを聴いて青春時代を過ごしたであろう40~50代で埋め尽くされています。(私の年齢とドンピシャです。)
19時15分過ぎに客電が落ちSEが流れ、あの印象的なギターのイントロ「RASPBERRY DREAM」で幕が上がります。白いドレスの上に黒っぽいローブをまとったNOKKOが登場、ボーカルが弾けます。それに呼応するように、バンドの演奏も完璧なアンサンブルで各楽器のバランスも良好、出音もGOOD。次の曲は「MOON」、途中歌詞を間違えてしまいますが、そんなことは気にならないくらいNOKKOの歌声はパワフルで、横浜アリーナの隅々まで届きます。
MCをはさみ、「LONELY BUTTERFLY」、「COTTON TIME」に流れていきます。自分のバンドで演奏したことがある曲が立て続けに披露されたこともあり、この時点でもう感激MAXです。各楽曲は、原曲を最大限尊重しつつLIVE独自のアレンジが随所にちりばめられており、とにかくかっこいいの一言。その後、珠玉のメドレーなども披露しドラムソロを経て、衣装替えをしたNOKKOが2人のダンサーを従え「76th Star」をPerfumeっぽい感じで歌います。これが第2部のスタートになっていて、そのあとはダンスパフォーマンスありありの構成でLIVEは進んでいきますが、あれだけ踊りながら息も切らすことなく歌い続けるNOKKOにまたまた驚かされます。
アンコールは、もちろん「Friends」、そして観客が振るブルーのサイリウムにより客席との一体感が生まれた「MAYBE TOMORROW」でLIVEの幕が下ろされました。
個人的には第2部以降の演出より、REBECCAというバンドのそのものを全面的に打ち出したものを観たかった気がしますが、LIVE SHOWパッケージとしてはとても楽しめるものになっているので、この勢いのまま日本縦断ツアーができるのではないかと感じさせるLIVEでした。多分、この奇跡の再結成を一目見ようと全国からファンが横浜アリーナに駆けつけたことと思います。
NOKKOの「生きててよかった!」というMCが今でも心の中でリフレインされています。

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