ついに単独公演が実現した、Mastodonを4月1日に恵比寿リキッドルームで観ました。
昨年、Alter Bridgeをリキッドルームで観た時には、窒息しそうなくらい客が入っていて辛かったので、今回もそうだったら…と、心配していましたが、そこまで超満ではなく安心してLIVEを楽しめました。また、外人さんの比率が高く海外での人気の高さがわかります。
私がMastodonを初めて聴いたのは、たしかアルバム「Blood Mountain」だったと思いますが、通常のラウドメタル系のアーティストとは違う、プログレッシブな曲展開に加えサイケなフレーバーをちりばめた楽曲に魅了されました。
LIVEは「Tread Lightly」からスタート、耳をつんざく爆音か!と思いきや、出音はとてもバランスよくボーカル、各楽器の音が良く聴こえます。この手のLIVEではかなり良い音響です。セットリストは、新譜からの曲を中心に構成されており、過去のアルバムからも数曲づつ選曲されていました。このバンドの特徴は、Ba、G、Drの3人がボーカルをとることですが、Bassトロイ・サンダースの容姿に違わぬ地鳴りのような太い声はこのバンドサウンドの骨格をなすものであり、1曲の中で3人が交互にボーカルをとったりと変幻自在という感じです。Drのブラン・デイラーも超絶ドラミングをしながら歌うという離れ業を楽々こなしていますし、ツインギターのハモリもクールでした。
MCもアンコールもなく、約80分間ノンストップでMastodonの神髄を見せつけられたLIVEでした。
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