塾通いはほとんどせずに、息子が最難関私立中学(東大寺、洛南、洛星、西大和、大阪星光、甲陽学院あたりの灘以外の学校です)に合格しました。

 

3年生の時に浜学園に通い始めましたが、息子には辛かったようなので、半年で辞めさせ、自宅学習メインにシフトしました。

基本的には、市販の参考書を使用して受験しましたが、そこそこに学力はきちんとつくようです。

 

 

そこで、中学受験への道のり(〜小学4年生)を振り返ろうと思います。

 

 

[小学校入学半年前]

 

ひらがなもおぼつかない程度だったので、書店で参考書を購入する。

平日1〜2時間程度ずつ、算数と漢字、読み物の参考書を解く。

図書館に通い始め、簡単な本を基本に毎日読書をする。

 

[小学1年生]

漢字・算数が小学校2年生終了レベルくらい(簡単な参考書の)まで達する。

1年生の2月頃、浜学園の入学試験を受けてみるも、問題用紙が複数枚あることを知らず惨敗。

平日2〜3時間程度勉強し、休みの日はお出かけ(工場見学や、科学博物館などに行く)や習い事(スポーツ)。

 

[小学2年生]

勉強量は小学1年生の時と変化なし。

2年生終了時で、4年生終了レベルくらい(簡単な参考書の)まで達する。

2年生でちょくちょく浜学園の公開テストを数回受けてみる。

2年生の冬頃には、公開テストでS1クラス(一番上のクラス)に判定される。

 

[小学3年生]

浜学園マスターコース(通常コース)にS1クラスで入塾。

最高レベル特訓算数も受講する。

平日2〜4時間、土日は5〜8時間程度の勉強量。

成績は最初トップ3〜5くらいだったのですが、塾に通うことで勉強のリズムが崩れ、成績が落ち、心が荒んで反抗期に入り、半年で退塾。

 

退塾前後、小学3年生の後半は勉強せず。(読書と簡単な計算だけ)

 

[小学4年生]

反抗期が小学4年生前半まで続く。

夏前後から少しずつ勉強し始める。(平日2〜3時間程度)

たまに浜学園の公開テストを受け始める。

 

 

というのが、かなり大まかな小学4年生までの息子の勉強履歴です。

 

小学1・2年生で毎日それなりに市販の参考書を解いていれば、浜学園上位で入学できる程度に学力をつけられることが分かります。

小学3年生からは、浜学園の難しい教材についていくのに大変で、基礎的な勉強ができませんでした。

しかし、一度良いクラスで入った浜学園を退塾するのは、とても不安になる決断でした。

学園長先生からも電話があって、「3年後には、灘に入学できると思っていたのに」とまで言われましたが、特に灘を意識して勉強させているわけでもなかったので、そんなことよりも息子の精神状態が心配でした。

 

一度、勉強をやめさせて話し合い、息子の気持ちを整理させることが必要だと思いました。

本当に心配な小学3年生・4年生の時期でした。