ザ・プログレッシヴ デザイン ライトマン 最高責任者の山本です。
守秘義務があるので詳細は書けませんが、現在 来年のスーパー耐久用のホイールを開発しています。
当社で設計し、3Dモデルを作り、製造工場のFEM解析ソフトで強度解析をするのですが、ここでNGが出てしまいました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190622/19/regamaster/8d/48/j/o1058060714476884834.jpg?caw=800)
しかも、工場の対策プランではスポークを30%も肉厚にする案がだされ、困惑する事態になってしまいました。
しかし、私の経験上「そんなはずはないのだが・・・」との思いが強くあり、また、30%もの補強で増加する重量が、許容を超えていたこともあり、テスト用の試作ホイールを当初案で作製し、テストを行う事に決めたのです。
もし、このテスト トライに失敗すると 数十万円の再テスト費用と数か月の時間をロスする事になり、クライアントにも迷惑をかけることになります。
つまり、自分の経験値に基づく計算・設計か、コンピューターによる計算か・・という ある意味究極の選択判断になるわけで・・・
ここでライトマン山本は自分を信じてしまいました。
乗るかそるか・・・どうなることやら・・・結果が出ました。
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結果は・・・山本の設計したものでテストをクリアしました。
当然、JAWAの方針に沿った120%基準でのテストクリアです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190622/19/regamaster/6a/f1/j/o0893056614476884851.jpg?caw=800)
良かったです・・テスト合格の報を聞き、ホッ と一息つくとともに、コンピューターよりも、何より自分の計算が正しかったことが確認できたことが嬉しく、安堵した次第です。
将棋やチェスの世界では、コンピューターやAIとの対戦がニュースになっていますが、今回の件を通して「まだまだ、コンピューターやAIには負けられないな!」と思いを強くいたしました。
全世界の技術者の皆さん!
コンピューターは確かに有益です。しかし、まだまだ人間の感性やアイディアは枯れたわけではありません。コンピューターを活用しながら、さらに人間の感性や感覚を磨き、創造物を発展させていきましょう。
頑張りましょう!