言いたいこともありますよ、と。 | 「REGALO vintagewatch」ヴィンテージウォッチ専門店のブログ

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先日発表された「セイコー・クレドール1stロコモティブ」の復刻モデル。

 

この10年ほどセイコーの「お決まりごと」とも言える復刻祭ですが、

オリジナルが買えるうちに復刻ばかりが出るのはどうでしょう?

 

 

復刻の良さもあり、

それが一因でヴィンテージモデルへの興味が深まることもあり、

必ずしも無駄とは言いません。

 

ただ何でもかんでもやりすぎるのもね。

 

 

オリジナルが絶対に手に入らないから復刻をするのであれば一部賛成。

 

どうせなら数年に一度の1モデルだけとしてもらえれば復刻モデルの価値も高まり、

より復刻とオリジナルへの興味も深まる気がしますが、

実際のところはブランド側の「ネタ切れ」感が漂っています。

 

 

今回の復刻は¥1,760,000。

 

300本限定とのことで全部売れたら5億2千800万円。

 

恐らくメーカーサイドの取り分は3億円前後で、

ジェラルド・ジェンタの名前をしっかり使うのでパテント代で1~2億円くらいは払うのでしょうか?

 

 

実際のところはよく分かりませんが、

どうせやるならステンレス素材のクォーツムーヴメントで、

オリジナルに限りなく近づけて欲しい気もします。

 

パテント代などもあって価格を上げざる負えなかったのかもしれませんが、

ひょっとしたら廉価版で販売されるかもしれません。

 

 

ただ個人的な意見としてはやたらと復刻モデルばかりやるよりは、

センセーショナルな新作を各メーカーに期待したい。

 

天変地異が起こる確率の方が高そうですが、

デザイン案を聞かれるならぜひ請け負いたい(笑)

 

 

まぁこの数年ほど心底面白いと思う新作の時計は出ていないので、

近いうちに借金してでも買いたいと思う時計が現れることを願いたい…

 

 

でもヴィンテージモデルの方が好きですけどね!