ZX-10R 2006年式
ホイールベアリング交換


ホイール装着状態では正常かと思われたベアリングも。外してみたらゴリゴリ且つガタが出ていました。

このベアリング一つ(二つ)で如何程のフリクションロスがあるんだ?と言われれば、チェーンよりは影響小さいですねと相対的な回答で乗り切ります。

しかし実は「フリクションロス出来るだけ小さくしたいマン」の私はホイールベアリングも拘りを持って作業致します。

拘り1、打ち込まない
ハンマー99,89%使いません。

拘り2、軽さと剛性のバランス
指で回るのが絶対条件

拘り3、ホイールはセンター
精度は1/10mm

拘り4、シールも平行
美しくもある

これでこの10Rのフロントホイールは今までより格段に良くなると確信しております。

具体的に言うとブレーキングやブレーキリリースの際のスムーズさやリニアさが、今までのベアリングで影響が出ていた分だけ解消されますね。

戦略的に見ると一つの勝利ですが、戦術的に見れば圧勝です。

この終わりなき泥沼の整備大戦、継続的勝利目指して頑張りましょう!