今日はバイク日和で気持ちが良かったですね。

 

オートバイの登録業務で足立陸運局に行って参りました。

 

なんの問題もなくナンバー交付され終了。戻って納車整備を完了させます。ガソリン満タンしつつ完成試運転クリアで完成です。

 

 

 

 

ところで、ユーザー車検の方を大変多く見かけました。

 

これには様々な見解があるので概ね割愛。

 

経済的なことを考えれば自分で行ってしまえば大分節約できますよね。

私もバイクのローンを払いつつ毎日やりくりしてる身、気持ちはよくわかります。

 

 

私が大切だと思うのは検査よりも検査の前段階で行う点検及び整備。

 

これにより車体のいろいろな装置の状態や今後の変化を予測し、トラブルに繋がりそうなら予めお伝えしています。

 

これは以前の点検から今回に至るまでの経過観察があってこそ行えるものです。

 

さらに言えば2回前、3回前と、過去からの状態の推移があってこそ。

 

つまり経過観察は納車整備の時点から始めています。

 

新車時ではほぼ問題はありませんが、稀にありますが。それを発見し、正常化し、どなたにも一定水準以上に整備された車両をお渡ししています。

 

 

 

壊れたら直す「点の整備」ではカバーしきれないところを、状態変化を見ることでトラブルを未然に防ぐ「線の整備」にしたいと思います。

 

そのために安心プランでは無料点検をご用意しています。

負担なく点検を受けることに慣れて頂きたいと思っています。

 

モデルによっては2度の継続車検を含む、最大7回無料点検となるものもあります。

 

 

 

なぜそれほどバイクの整備状態にこだわるか。

 

 

 

整備不良なんかが原因で事故などになり、運転者はもちろん、偶然その場に居合わせただけの無関係な生き物(人間含む)を不幸にしたくないからです。

 

 

運転行為は運転者次第且つ、天候その他自然現象も関わるので、私が関与できる部分は限りなく少ないです。

 

 

しかし整備は整備した人間による影響が大きく、トラブルを未然に防ぐことも多くあると思います。

 

バイクを正しく整備することで、結果的に誰かしらを不幸から救っていると思うと、一台、一か所、ボルト一本でも正しく締めたい、組みたい、と思います。

 

整備に起因する事故ではありませんが、最近では大津の事故が最も辛い事故でした。本当に辛いです。

「運転」なんていう、どうとでもコントロールできる事で一人として死んでなんてほしくありません。

 

本人だってこんなことになるなんても思いもしなかったでしょうから、いち事故の代償としては非常に重い業を背負ってしまったと思います。

 

関わった全員が多少はあれど不幸になる、それが事故の大半だと思います。

 

なので事故につながる要因を少しでも減らせるなら、それは私なりの正義感と合わせて今の生き甲斐と感じています。

 

 

 

 

整備士であろうとなかろうと、オートバイを運行したり、分解整備をするならば、それ相応の覚悟を持つことが大事だと思います。

 

自身の大切な人も、他人の大切な人も不幸にしない為に。

 

 

 

 

 

 

事故なんかで亡くなる人が早く、そして継続してゼロであり続けてほしいと切に願います。

 

 

 

 

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