北海道、道東を旅しています。
あまり知られていない展望台から釧路湿原を。
天に続く道、知る人ぞ知る絶景スポット。
置物みたいなワシさん。
釧路から知床まで。
以前訪れたことのあるコースを
再びたどってきました。
私は沖縄のような華やかで鮮やかな場所よりも
ほとんど人が住んでいないような
静かでただ広いだけの北海道のほうが
自分に合っているような気がします。
宿のご亭主と
今回犬を預けた牧場ペットホテルの方は
どちらも関東出身の方。
こんな風に生きられたら‼︎
自分が釧路で暮らすなら
何をして生計を立てられるだろうかと
広いひろーい畑を見ながら
ぼんやり考えていました。
独り占めの時間でした。
都会から北海道に移り住みたいと考える人は
沢山たくさんいるでしょうが
それを実現させてしまうなんて
なんという行動力。
犬を預かってくださった
ペットホテルの女性オーナーは
なんと横浜から動物好きが高じて
ここの土地を購入し
牧場を経営して
たった一人で馬や鶏やヤギなど
沢山の動物と暮らしていました。
だから犬の相手なんて朝飯前なんですね。
なんという力強さか。
生きる場所は１つじゃない。
自分で選んで切り開いていくことも
できるんだなぁ。
幸せとか生き方とか生きる目的って
自分で作り出すんだなと
思いました。
地平線の向こうまでまっすぐ続く道。
今回の旅は
スピード違反を切られたり
車が溝に落ちて、さっきの警察官の方が今度は救助に来てくれたり
雨に降られてびしょ濡れになったり
漁協でカレーライスを食べたり笑
トラブルも沢山ありましたが、
それも含めて
なかなか普段はできない体験をしたり
ほぉ〜っと感心させられる人に会ったり
非日常の景色に包まれて
とてもいい旅でした。
馬や牛相手なら
失言してしまわないかとか
空気を読まなくちゃとか
そんな心配しなくてもいいんだから
ここで暮らしていたら
自分が実は発達障害だと気がつかずに
生涯を終えられたかなぁと
ただの天然ちゃんとして
終えられたかもなぁと
思いました
