私が障害者手帳を
しかも2級を持っていることを知っている人は

夫と
ごく限られた友人と
両親(話したことはあるが認知しているかは不明)
くらいしかいません。


外見ではまったく分からないだろうし

むしろ

優雅に暮らす主婦

にしか見えないだろうと思います。







小林真央さんが
ブログでこんな話を書いていました。



外を歩いている人、
子供と手を繋いでいる人を見て

息切れせずに歩けて羨ましい。
子供を守れて羨ましい。

そう思ったそうです。
でもその後で
真央さんはこんな風に書いていました。



私も、外に出て知らない人から見れば
普通に元気な人に見えるのかもしれない。

外からは、
本当のことは分からないです。

なのに、
勝手に、羨ましいなんて感情、
おかしいですよね。。。



これを読んで
真央さんはすごい人だなと思いました。

私は毎日働ける人、
何年も同じ会社で働き続けている人を見て

羨ましい、羨ましいと
もう1万回以上は心の中で思ってきました。




外から見ただけでは
その人の仕事での心身の疲労や、
働く理由や、
働くための苦労なんて
分からないのに。


反省しました。

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私は犬の散歩を通じて知り合った人から

「マンションの最上階に住んでいるし、
身なりもきちんとしているし、
旦那さんはいつも自由な雰囲気だし、
旦那さんが会社経営でもされているんだろうと
思っていました。」

と言われたことがあり、
びっくりしたことがあります。




ま、確かに夫はいつもヨレヨレのTシャツに
毛玉のついたハーフパンツに
サンダルを引っ掛けているという

目を覆いたくなるほど身なりに無頓着な格好で
自由な雰囲気を醸し出しながら
犬を連れて近所を散歩しているのですけどね




本当は月の半分以上精神的に不安定で
泣き叫んだり
物を壊したり
一日中寝込んだり
逆に1日のほとんどを動き回る日もある
手に負えない妻と


妻のことが心配で
飲み会にも自由に行けず
時々殴られたり
自殺をほのめかされたり
眠いのに妻を慰めている夫、

というのが真実の姿なんですけどね





子供の頃はハキハキ気の強い子供だったんですが

いつの間にか自分の勝手に動いてしまう口が
悩みのタネになって

ゆっくり考えながらおっとり話す癖がついてしまったため


私の真実を知らない人は
よく私のことを穏やかで優しくて上品な人と
勘違いします。





だから
何かトラブルがあって
私が急変すると
ものすごくびっくりするようで
サーっと関係を解消されてしまいます。





私にだって
私のことがわかりません。


その場の勢いで
新たにハードなことを始めてしまいそうになった時、

特にハードな仕事を
猛烈にやりたくなった時などは

夫に
「お前は普通の人と同じようにできないから障害者手帳をもらっているんだぞ」
と言われて、現実に引き戻してもらっています。




自分の気分の波が
自分でも、もう少し認識できるように
外から見てわかりやすい何かが
あったらいいのにな。