昨日は通院日でした。

夫が代休を取って
一緒に病院に着いてきてくれました。

よい機会だからとカウンセリングの席にも
少しだけ同席してもらいました。


カウンセラーさんは
私の同意を得た上で

前回私が暴れた時の話について

夫がどのようにその時感じたのか聞かせて欲しい、驚きませんでしたか?と

夫に尋ねました。


夫は
「またか、と思いました。
初めてのことではないし、もう回数にして二桁は起こっていることなので特にびっくりはしません。」

と答えました。



ある意味日常茶飯事であり、
特別なショックは感じないという夫の感想を聞いて、

 カウンセラーさんは安心したのか、こんなことを言いました。


「今回のことについては診断は医師がすることであって臨床心理士がするべきことではないのですが、3つの要因があると考えられます。

1つは女性ホルモンによる生理的要因、
もう1つは発達障害によるもの、
そしていわゆるボーダーの要因が考えられます。」




私は以前から、自分が境界性パーソナリティ障害の特徴にぴったりと当てはまることを自覚していました。

でも、過去の医師との短い診察時間の間には自分の苦しみをすべて話せず、

また異性との問題を他人にすべて打ち明ける気も起こらなかったので、

この問題を医師が正確に認識できていなかったためもあるでしょうが、

境界性パーソナリティ障害だと
言ってもらえたことは一度もありませんでした。


もしくは私に敢えて言わなかっただけかもしれませんが…




専門家にボーダーであると言ってもらえて
私はとてもホッとしました。





ただの発達障害じゃない、複雑な二次障害を抱えてきて私はとても辛いです。

でもこれまで誰にもそれをわかってもらえていなかった気がしていたので、初めて認めてもらえてとてもホッとした気持ちになりました。




発達障害の原因の1つに遺伝があると言われています。


私は、遺伝だけでなく、育ってきた環境や育て方も負の遺産として代々受け継がれているのを感じています。




頑張っても頑張っても

何も苦労せずに普通の顔をして生きている友達たちのような安定した雰囲気を

私はどうしても得ることができません。



私の心はどんな時でも絶え間なく揺れ動いて
不安定で仕方がなく
悩みや不安がつきまとっているのに

何事もないように生きている友人たちのことが
昔は不思議でなりませんでした。



頑張っても頑張っても普通になれないことが
私のせいではないことがわかって

最近では少しずつ頑張るのをやめるようになってきました。



「生まれながらにして、降りられないポンコツ車に乗ってしまったがために、

一生懸命それを運転しようと頑張っているようなもの」
 
だと先日医師に言われた時には、
腑に落ちたような気持ちになりました。


私のせいじゃないことがわかって少しは安心しました。

でも、それでも人並みに楽に生きられるようになる方法をやっぱり諦めずに探し続けてしまいます。



安定した心が見つかるといいな。