昨日は新しいマンションに引っ越した友人の家に遊びに行った。



同級生の彼女には2歳になる可愛い男の子がいる。優しく素直で人見知りをしない子で、子供がいない私でも接しやすく、良い子。


堅苦しいことを考えずに、のびのびとゆったり育てていて、そんな彼女の育て方や彼女自身の人柄が私にはとても魅力的。





彼女から、引っ越したばかりの頃、お隣と下の階のお宅にご挨拶に行った時の話を聞いた。



両隣の住人の方は良い人で何も問題ないようだったのだが、

下の階のお宅にご挨拶に行った時、


まず第一声に、

「うるさい」

と言われたとのこと。




下の階のご家族はご夫婦と小学生の男の子の三人家族だったそうなのだが、

奥様も朝早く仕事に出かけ、夜早くに眠らなけらばならないとのことで、

友人の子どもが家の中で走り回る音が響き、大変迷惑しているときつく言われてしまったそう…
 



友人は大変落ち込み、しかし子供のコントロールなどできるはずもなく、

ママ友に相談したところ

「そんなひどいこと言うなんてあちらがおかしい」と皆に口々に言ってもらったとのこと。





それなのに私ったら
それを聞いて
発達障害っぽさ全開にして、

「そう言いたくなる下の階の人たちもおかしくはないと思う」

と言ってしまった…



すると彼女、
懸命に自分の気持ちを話しながら目を潤ませてしまい、


私はどうやらまずいことを言ったのだなと
とても焦って、


「そうかそうか、一言目からまず、うるさい、っていうのはちょっとキツイよね~、状況がよくわからず勘違いしていたよ。」


とフォローしようと必死に言葉を添えたけれど


フォローになっただろうか…





私には子供がいない。

だからいくら想像しても子供のいる家庭の暮らしを理解しきれないし、思いやりも足らないと思う。


子供がいるのが当然の年齢で子供がいないことにはやはり多少の引け目があるので、

母親たちには
逆らわない方が良いなと思っている。



それなのに、

やはり相手の気持ちを考えずに私、
ビシッと自分の意見を言ってしまった






ママさんたちの気持ちは私にはわからない。

私からしたら、
いくら子供のことだとはいえ、
うるさくて困っていると言いたくなる。

だから、擁護したママ友たちの言っていることに
納得はやっぱりできない。



でも、みんなは

自分の意見などどうでもよくて

そんなことより相手が気持ちよく話ができるように言葉を選んで発しているんだと思う。




私にはそれがとても難しい。


だから

間違ったことを言って場を凍らせてしまったり、

逆に気をつかいすぎて

優しい人と思われる反面

たいそうなエネルギーを消費して
鬱になったりする…