5月2日(火)(6日目)のつづきです。

シャンボール城からシャルルドゴール空港まで約180kmのドライブ。
予想どおりパリ近辺の高速道路で渋滞に巻き込まれたので、4時間くらいかかりました。
いま思えばブロワでレンタカーを返却し、パリまで電車移動しても良かったかもしれません。
本日の宿泊ホテルはオペラガルニエの近くです。近くにレンタカーを返却できるところもあるようですが、交通量の多いパリ市内を私達が運転できるわけない
と判断し、時間はかかりますが、レンタカーを空港で返却してからバスでホテルへ向かうことにしました。

パリの近く、高速道路の途中にある料金所。ゲートがめっちゃ多い。
19時過ぎのロワシーバスに乗り、40分ほどでオペラガルニエに到着。そこから歩いて10分ほどで、本日から3泊するホテル ショワズル オペラ Hotel Choiseul Operaに到着しました。


いつもロビーに居た看板猫。お行儀よい猫で、可愛く私達のお出迎えをしてくれました。

パリのホテルはどこもお部屋が狭いので、トリプルルームを予約しました。2人用の寝室とは別に6畳ほどの部屋があり、荷物置き場として使えたので快適でした。
3泊で60,000円、トイレとお風呂は別、バスタブ付、冷蔵庫・電気ケトル付の清潔感あるお部屋でした。キャンセル不可の割引料金で2人部屋料金とあまり値段が変わらなかったです。
このホテルはオペラガルニエの近くにあるので観光拠点として便利ですし、また空港直行バスの乗降場に近いので抜群のロケーションでした。エレベータがあり荷物を運ぶのも楽です。
またスタッフの感じが良く、皆さん親切でした。次回もまた利用したいなと思っています。
21時を過ぎていたので、今日はホテルの隣にあったCafe du Cadranで夕食を頂きました。


舌ヒラメのグリル。付け合せがお米のみとシンプルですが(笑)、ソースが美味しかったです。

牛肉のタルタル
牛肉のタルタルですが、口に含むと冷たい生肉だったのでビックリしました。
しかし私達が知らなかっただけで、本来は生肉を楽しむ料理らしいです。
暖かいお料理が食べたかったので、お店に焼いてもらうようお願いしたところ、快諾してくれました。良かった~。ほぐれたハンバーグっぽい感じになりましたが、美味しく頂きました。
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5月3日(水)(7日目)の朝です。
昨晩買っておいたサインドイッチを食べたあと、早速ルーブル美術館へと向かいました。
9時の開場前だったのですが、雨の中、既に沢山の人が並んでいました。
美術館への入り口は複数あり、地下街カルーゼル・デュ・ルーヴルからの入り口が空いている、と聞いていました。しかし場所が良く分からず、結局「地上のピラミッドの入り口」から入りました。ミュージアムパスがあるんで、チケット購入済の列に並びました。

開場後、荷物検査を含め20分ほどで入場。
ルーヴル美術館は、先史時代から19世紀までの様々な美術品が35,000点近くも展示されているとのこと。
見落とした作品もありますが、有名な作品や面白いと感じた作品を貼り付けます。

「サモトラケのニケ」

ダ・ヴィンチ 「モナリザ」。既に混雑してましたが、まだ最前列から眺めることはできました。
下記は3つは、小池寿子さん著「一日で鑑賞するルーブル美術館」で紹介されていた「3者3様のキリスト像」です。同じキリスト像でもそれぞれ個性があり、面白いですね。

情けないキリスト、哀れみをそそるキリスト、美男風のキリスト
左:アントネッロ・ダ・メッシーナ 「円柱に縛り付けられたキリスト」
中:ジョヴァンニ・ベッリーニ「祝福するキリスト」
右:バルトロメオ・モンターニャ「エッケ・ホモ(この人を見よ)」

ダ・ヴィンチ 「洗礼者聖ヨハネ」「バッカス」。中性的な魅力で惹きつけられます。どことなく、モナリザに表情や雰囲気が似ていますね。

ダ・ヴィンチ 「聖アンナと聖母子」。聖母アンナの膝の上に聖母マリアが座り、子羊(受難の象徴)をかかえたキリストを抱きかかえようとしています。面白い構図です。

アンドレア・デル・サルト 「愛徳」。フランソワ1世のために制作、前景のザクロは「再生」や「不死」を、眠る子供の姿は「平和の中に休息する幸福なフランス」を象徴しているとのこと。

ジュゼッペ・アルチンボルド 右上:「冬」 右下:「夏」 左上:「秋」 左下:「春」。個性的な作品。

グイド・レーニ 「ゴリアテの首を持つダヴィデ」。旧約聖書にあるダヴィデとゴリアテの物語の結末を描いたもの。自分を侮ったゴリアテを冷たく見下す美しいダヴィデがちょっと怖い...

エイブラハム・ブリューゲル 「果物を手に取る女」。華やかで美しくお気に入りの1枚です。

ムリーリョ 「乞食の少年」。貧しい少年の姿ですが、差し込む光に暖かさを感じます。

館内のカフェでサンドイッチを頂きながら休憩 



ドラクロワ 「民衆を導く自由の女神」

ドラクロワ 「サルダナパールの死」。古代アッシリアの王サルダナパールは暴君だったため、反乱により追い詰められました。最後に自分の玩具(女性、馬、宝物)を全て破壊し、火をつけようとしてました。ベットに横たわり、破壊を傲然と眺めるサルダナパールがぞっとします。


ドミニク・アングル 「グランド・オダリスク」。妖艶で美しいとの評価もあれば、胴長との批判もあったようです。

ジャック・ルイ・ダヴィッド 「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」。幅10メートル、高さ6メートルと大作です。観覧席に画家自身も描かれているらしい。(笑)

ジャック・ルイ・ダヴィッド 「サビニの女たち」。ローマ人に掠奪されたサビニの女たちが、奪回しようとしたサビニの男とローマ人との間に割って入り仲介しようとした姿です。故郷の親兄弟と、ローマ人の夫が争うのはつらいですよね...。最終的には和解できたらしいので、良かった。

ルノアール 「読書する二人の少女」。優しい色彩がとても美しく、差し込む光が子供の愛らしさをさらに際立てています。お気に入りの一枚です。



ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 「ダイヤのエースを持ついかさま師」。右側の世間知らずっぽいお坊ちゃまは、左の3人に身包み剥がされるんでしょうねー

ニコラ・ド・ラルジリエール 「手の習作」。変わった作品です。

アントワーヌ・コイペル 「果物かごを持つ黒人女性と犬をなでる女」。表情が良いですね。

ジャン・シメオン・シャルダン 「猿の画家」。当時、人間の行為を猿で描くことが流行っていたらしい。
色々挑戦してますねー。

ピエール・シュブレイラス 「シモンの家の宴」。マグダラのマリアがキリストの足元に駆け寄り、敬意を表わすために主の足を洗っているところ。他の人たちが騒がしいのは何故?

ジャン・オノレ・フラゴナール 「閂(かんぬき)」。女性が抵抗(?)しているのか、情事の後に去ろうとする男性を引き止めているのか、どちらでしょうね。左のテーブルに罪を象徴するりんごがあるので、いずれにせよ、イケナイ関係のようです。

フランソワ・ジェラール 「キューピッドの最初の接吻を受けるプシュケ」
愛の神キューピッドに愛された美少女プシュケが、彼から初めてのキスを受けるシーン。
キューピッドは姿を消しているため、プシュケには彼が見えていませんが、何かを感じ取っているようです。
ルーブル美術館には、 下記彫刻「アモルの接吻で蘇るプシュケ」があるそうですが、見つけられず・・・
これは魔法の香りを嗅いで永久の眠りについたプシュケを、キューピッドが生き返らせる一幕です。神話では、この2人は最後に結ばれるそうなので、良かった~

アントニオ・カノーヴァ 「アモルの接吻で蘇るプシュケ」 (※ネットからの拾い物)

アブラハム・ミグノン。果実や鳥、昆虫などが超精巧に描かれていて、とても印象深いです。
残念ながら、「リシュリュー翼3階」の一部が工事中で、フェルメールの「レースを編む女」や「天文学者」が観れませんでした。残念ー!
※ネットではシュリー翼に展示されているとの情報もありましたが、分かりませんでした。

リシュリュー翼 レンブラントの間

レンブラントの自画像。光に照らされ浮かびあがる表情に生気を感じます。さすがですね。



「目には目を歯には歯を」で有名なハンムラビ法典。紀元前18世紀にバビロンの王により建てられました。

最後は「ミロのヴィーナス」です。モナリザと同じく、こちらも凄い人だかりでした。


「ミロのヴィーナス」の作者は、紀元前130年頃の彫刻家アレクサンドロスと考えられているそうですが、彼の生涯は殆ど分っていないそうです。もとはヴィーナスがどんな姿だったのか諸説あるようですが、想像が膨らみますね。
ネットで、「腕を求めてさまようミロのビーナス」を描いたCGアニメを見つけたのでリンクを貼りますね。最後は以外な展開で面白かったです。
"Without Arms" MFA Thesis Animation by Alek Vacura
途中に何度か休憩しましたが、結局、朝から16時くらいまでずっと見学していました。
見つけられなかった作品もありましたが、すっかりバテバテだったので諦めて

、次の「
オランジュリー美術館」へ向かうこととしました。
