秋ですね・・・
私は、時々お客様の座る椅子に座って、考え事をするのが好きです。
私が、毎日当たり前のように見ている靴たち・・・
その靴たちは、お客様の目には、どんな風に映っているんだろう。
初めて、機能的な靴を見たとき、足を入れたとき、どんな感じだったっけ?
すべてにおいて、『当たりまえ』と思っている時
緊張や、感謝が少し薄くなって、空気のように自分の近くに存在してる時。
『当たりまえ』って実は幸せの核なんじゃないかと思います。
身体のどこも痛くないのが、当たり前
足が痛くならない靴が、当たり前
どこまでも歩いていけるのが、当たり前
初心を思い返すと同時に、もっと、この『当たりまえ』をみんなにも感じてもらいたい・・・
そんな所から始まった靴作り
私は、今年になって沢山の方のご縁をいただいて
『整形外科靴を作る』という事にチャレンジしています。
前回の様子 はこちら
そこから木型を修正し、仮合わせのチェックシューズの作成
ついに!!って感じです。
クレメンス・ハーゲン マイスター この道24年のマイスターのご指導で進みます。
私的には、『靴を作る』とは、理科と、数学と図工と美術の授業を一つにする感じです(笑)。
腕もセンスも要求される職人魂の見せどころ
私も相当緊張していましたが、気が付けば、
私の手元を更に緊張した面持ちで見ていてくださる、ハーゲン先生の顔がっ!!!
・・・ドキドキさせてスミマセンでした
加工とか、今まで何度も見てきた事ですが、
見ることと、実際やることは、本当に大違いですね(滝汗
こんな作業も、いつか『当たり前』という言葉で片付けてしまえるように・・・・
来週からは、秋の靴たちをご紹介していきます!