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今回のテーマは、「知っているようで知らない四十肩の症状」です。
はじめに
四十肩といういい方は俗称で、正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、40代から50代を中心に多くの人が発症する疾患です。
五十過ぎて発症した人の中には、夜も寝れないとか服が切れないなど日常生活に支障をきたす方もいらっしゃいます。
一般的には肩の痛みや可動域制限などが主な症状ですが、意外と知られていない症状も多くあります。
今回は、四十肩の代表的な症状に加え、意外と知られていない症状、そして四十肩とよく混同される症状についてご紹介します。
四十肩の代表的な症状
- 肩の痛み: 肩の前面、側面、後面など、様々な部位に痛みが出ることがあります。ズキズキとした痛みや、鈍痛、夜間痛など、痛みの種類も様々です。
- 肩の可動域制限: 腕を上げたり、回したりすることが困難になります。特に、後ろに手を回すのが難しくなることが多いです。
- 筋肉のこり: 肩周辺の筋肉がこり、張りを感じるようになります。
強い痛みは数日で収まりますが、症状が２～３年続く方も多数います。つらい痛みはマッサージや整体では、改善されず、痛みはが続きます。四十肩の改善は、軽い運動と時間が解決してくれます。
ただ軽い四十肩は、マッサージ・整体で簡単に改善されることもありますよ！！
知られていない四十肩の症状
- 頭痛: 四十肩の痛みは、首や背中、腕などに伝わるだけでなく、頭痛を引き起こすこともあります。
- めまい: 四十肩による首や肩の緊張が、めまいの原因となることがあります。
- 耳鳴り: 四十肩による血流障害が、耳鳴りの原因となることがあります。
- しびれ: 四十肩による神経の圧迫が、腕にしびれを引き起こすことがあります。
以上の症状は四十肩からの関連ではなく、別の疾患からきていると思いがちです。しかし、四十肩による筋肉の拘縮から血液の循環、が悪くなり症状が出ているのかもしれません。
四十肩とよく混同される症状
- 肩こり: 肩こりも肩の痛みやこりを伴う症状ですが、四十肩とは原因や経過が異なります。四十肩は炎症が原因で、肩こりは血行不良や筋肉の緊張が原因と考えられています。
- 腱板炎: 腱板炎も肩の痛みを伴う症状ですが、四十肩とは発生部位や痛みの種類などが異なります。腱板炎は、肩関節の腱板に炎症が起こることで発生し、鋭い痛みや引っかかり感などが特徴です。
- 関節リウマチ: 関節リウマチも肩の痛みや可動域制限を伴う症状ですが、四十肩とは原因が異なります。関節リウマチは、自己免疫疾患によって関節に炎症が起こる病気です。
まとめ
四十肩は、様々な症状が現れる可能性があり、意外と知られていない症状も多くあります。また、四十肩とよく混同される症状もあるため、注意が必要です。
強い痛みの時は他の疾患が隠れていることもありますので、早めに整形外科を受診し、適切な診断を受けることが大切です。
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