マッサージの基本手技に軽擦法(けいさつほう)というものがあります。
最も多く使われるのが手のひら(手掌)全体を使った軽擦。
手掌で腰などをこする手技です。
この軽擦。
簡単なようで結構難しいんです。
軽擦だけでその人の技量が分かる事がある位。
当店では結構こだわって行ってます。
教科書に書いてある軽擦とは少し違うかもしれません。
基本は一緒でも実践用にアレンジしている感じですね。
コツ(タオルの上から行う場合の軽擦)
・手掌から指にかけてしっかりと圧をかけて行うこと
軽く擦ると書いてありますが部位や症状によっては結構な圧をかけて摩擦します。
なので手に汗をかいていると上手に出来ません。
タオルがペタっとくっついてしまいますので。
手に汗をかかなくなる為にはひたすら摩擦の練習を行えば、半年位でかかなくなると思います。
・手の小さい人は指を広げて行う
指を広げると皮膚に当たる面が大きくなるので、受け手としては包まれているような安心感を感じます。
・体の曲線に合わせてしっかりと手掌を密着させて行う。
手掌や指が浮かないよう、均一に圧が加わるように行う。
・押す時も引く時もしっかりと圧を加えて行う
教科書では一方通行で行うように書かれていますが、決められた時間で効果を出すなら、押す時も引く時もしっかり行ったほうが効果的だと思います。
他にも細かい注意点はありますけどね。
この軽擦をマスターすれば施術者としてのスキルはアップします。
確実にできると、それだけで硬くなっている筋肉を緩めることができます。
起立筋(背中から腰にかけての筋肉)などは3分位軽擦するだけで、硬さがかなり変わってきます。
基本中の基本の手技、軽擦。
基本が大事ということですね。
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