肩甲骨の内側が痛い
これが主訴で来店された方がいたとします。
肩甲骨の内側でこりやすいのは菱形筋という筋肉です。
ほとんどの方が不良姿勢によって菱形筋の緊張が強くなっていて、そこをほぐすと楽になります。
ただ、原因が菱形筋の緊張だけとは限りません。
肩甲骨にはいくつもの筋肉が付着しています。
他の筋肉に緊張があり、結果として肩甲骨の内側に痛みが出ている可能性があります。
お客様に聞いても痛い部分以外にどの筋肉が悪いのかなんて答えてもらえません。
そんな時は自分の指の感覚が頼りです。
悪さをしている筋肉を慎重にさぐります。
わずかではありますが左右差があったり、他の部分と違う硬さを感じる筋肉があるのです。
菱形筋と合わせて、その筋肉をほぐすとより効果があがります。
これは触診力が試されます
指で触って感じる能力です
自分がどれくらいの触診力があるのか簡単に分かります。
以前のブログにも書きましたが、手関節付近の動脈を触れてください。
その動脈を肘の方に向かって脈を感じながら下りてきてください。
素人の方は一部分でしか感じないのが普通です。
肘までの半分位まで感じたらその方はかなりセンスがあります
肘まで感じれる人はマッサージ師でもできない人が多いです。
僕も肘まで以前は肘まで感じれませんでした。
出来るようになったのは日頃の鍛錬の賜物だと思います
今後も精進に努めます。
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