toBコンサルティングアカデミーの

長谷川です。

 

 

コンサルティングにおける提案の決め手は、

 

相手が想像している未来よりも少し上を

実現する提案になっていることです。

 

経営者の要求を満たすだけの提案は、

「問題解決型コンサルタント」の仕事で、

多くのコンサルタントがやっています。

 

toBコンサルティングアカデミーが目指す

「未来実現型コンサルタント」の仕事は、

 

相手が想像できる上限よりも少し上の提案を

することで、相手の視野を広げて、現状との

ギャップにメリハリをつけます。

 

現状の問題解決はワクワクしないんです。

 

問題解決して当たり前ですから。

 

例えば、製造業は基本的に製造現場に人が

来ないと仕事になりません。

「工場」という場所の制約があります。

 

一方、社会は自由でクリエイティブな働き方

を実現することが大きな潮流になっています。

 

この時、

 

自由でクリエイティブな働き方が実現できる

のは、一部の大手企業のデスクワーク中心の

仕事だけであって、製造業ではそんな働き方

はできない。

 

という常識的な判断をぶち壊して、

 

「製造業における自由でクリエイティブで、

場所に捉われない働き方を実現する」

 

というゴールを描いたとしたら、

どうなるでしょうか?

 

常識的には絶対にムリです。

製造装置に制約を受ける仕事ならなおさら、

そこに行かないと仕事が進まないからです。

 

でも発想を変えれば、

 

AIやロボット技術などのハード面の投資に

加え、プロジェクト単位のチーム編成と

業務推進によって、生産性を上げながら

「人が場所の制約を超えていく」流れを

創ることは可能です。

 

新しい社会を創っていく立場にある企業で

あれば、そうした提案が有効です。

 

目の前にある

「主体性を持って働いてほしい」

「自主的に判断して仕事を進めてほしい」

という課題を解決するのではなく、

 

より大きな未来を実現するための取り組みを

進める中で、同時に目の前の問題も解決する

 

という取り組みになっていきます。

 

長期型の提案のポイントは、相手の想像の

少し上を行く提案をいかにするか?

 

ということで、ヒアリングはそこを汲み取る

ためにやります。

 

あまり上すぎても受け入れられないし、

想像の範疇に収まる提案になってしまったら

ワクワクする仕事にはならないです。

 

やることは「問題解決型コンサルタント」

と変わらなくても、ゴールセッティングが

違うだけで実現力が高まります。

 

「常に相手の想像の外に視点を持っていく」

を意識してみませんか?

 

ではまた!