おはようございます。

toBコンサルティングアカデミーの

長谷川です。

 

昨日は「計画的偶発性理論」のことを

書きました。

予期せぬ「偶然」の出来事がキャリア

を左右するという学術論文です。

 

論文って、データと再現性がないと

認められないので、これは偶発性で

ありながら再現可能なことなんです。

 

心理学者のクランボルツ先生は、

計画的偶発性を起こす行動特性と

して、次の5つを上げています。

 

  1. 好奇心(Curiosity)
  2. 粘り強さ(Persistence) 
  3. 楽観性(Optimism) 
  4. 柔軟性(Flexibility)
  5. 冒険心(Risk Taking) 
ステキな言葉たちですね。
どれも大好きな言葉です。
 
私自身も、18歳の時に憧れていた
経営コンサルタントという職業に、
当時は絶対になれないと思っていた
のに、「偶然」が重なって、今は
天職だと思って没頭しています。
 
18歳の時、経営コンサルタントの
船井幸雄さんの本を読んで、何て
ステキな職業なんだと思いました。
 
でもコンサルタントは優秀な人が
なる職業なので、自分にはムリ。
と諦めて、なろうともしません
でした。
 
20歳代は東京で会社勤めをして
いましたが、子育てをきっかけに
富山県に移住し、偶然再就職した
会社で中小企業診断士の存在を知り、
 
しかもその会社で中小企業診断士
DVD講座を販売していたので、
即買い、勉強を始めました。
 
それから取得までに7年かかって
います。
1次試験7科目に合格し、その年か
翌年に2次試験を通過する必要が
あるのですが、どうしても仕事の
都合がつかずに、翌年の2次試験
を受けられなくて、泣く泣く1次
試験7科目を全部やり直したこと
もありました。
 
その時にうちの会社のキャッチコピー
 
「覚悟を決めて、泳ぎ切れ!」
 
ができたのですが、資格の学校TAC
の斎藤社長からのメッセージで、
 
「向こう岸は見えなくても、
もう引き返せないと思ったら、
覚悟を決めて泳ぎ切れ!」
 
というのが全文です。
もうこれ以上説明はいらないくらい
シンプルな言葉ですね。
今でも座右の銘にしています。
 
晴れて資格取得と同時に独立。
 
最初の年は苦労しましたが、その後、
事業を軌道に乗せることができたの
は、競合の少ない富山県だったから
です。
 
競合ひしめく都会で独立していたら、
今でも下請仕事を中心にやっていた
かも知れません。これも偶然です。
 
そして今、私がアカデミーの事業を
やっているのも、偶然行った講座で
出会った仲間が講座ビジネスを開始
したところだったこと、そして、
 
私が法人受注獲得スキルを教えた人
が、事業を軌道に乗せたタイミング
だったからです。
 
偶然が重なりあって、始めたことです。
 
「計画的偶発性理論」は、
成功は偶然だから目標を立てなくても
いいということを言っているわけでは
ありません。
 
ゴールを描いて、計画通りに行かなく
ても、偶然起きた予期せぬ出来事に
すぐ乗れる柔軟さを持っていたほうが、
結果的に、想像を超えるキャリアに
たどり着くということなんです。
 
今、アカデミー第3期の説明会を
やっているのですが、タイミングに
対する考え方の違いが、その人の
現状を表していると感じます。
 
もちろん、誰にとってもいい講座
というわけではないのですが、
「受けたら変わるし成果も上がる」
と思った人でも、タイミングを
逃してしまっている人もいます。
 
逆に、現実を捻じ曲げてでも

受講を決意してくださる方もいて、

そういう方は、決意した瞬間から

もう成果が上がり始めます。

 

物事ってベストタイミングは常に

「今」なんですよね。

「あとで」はない。

 

そして、最初に考えていたのとは

異なる道が目の前に現れた時に、

飛び乗るのか、最初の計画に固執

するかで人生は大きく変わります。

 

本当にそう思います。

 

今日もお読みいただき、

ありがとうございます。

 

ではまた!