おはようございます。

toBコンサルティングアカデミーの

長谷川です。

 

「計画的偶発性理論」ってご存知ですか?

 

日本の学校で教えているキャリア論って、

ゴールを決めたらきっちり計画を立てて、

計画通りに行くのがいいってことになって

いますが、本当にそうでしょうか?

 

「計画的偶発性理論」の論文を発表した

心理学者のクランボルツ先生は、成功者

にインタビューをする中で、計画を立て、

計画通りに上手くいった成功者が多数

いる一方で、

 

計画外の「偶然」が重なって「たまたま」

上手くいって大成功している人がたくさん

いることに気づきました。

 

そういえば私のクライアントの社長も、

 

「偶然」こんなことが起きて、

「偶然」そっちに行ってみたらこんな

出会いがあって、

「偶然」この道を選ぶことになった

 

という話をされていました。

 

計画していた新製品が全く売れずに

もがいていたら、偶然、既存商品の

ほうが顧客の目に止まり、結果的に

計画以上の収益につながったという

のも「偶発性」の結果。

 

「計画的偶発性理論」は、目標に固執

せず、偶然の出来事が起こった時に、

そのチャンスに乗れる柔軟な心を持ち、

努力と行動でキャリアを拓いていくと

いうもの。

 

でもね、多くの人がその「偶然」を

チャンスととらえることが、できて

いないのです。

 

それまでに計画していたことがあるから、

「今」ではないって、まるでチャンス

がずっとそこにあるように「偶然」を

やり過ごしてしまう。

 

分かれ道はそこです。

 

人生においてタイミングは極めて大事。

そのタイミングというのは、常に「今」

なんです。

 

「あとで」OKというチャンスはない

と思って毎日を過ごした方がいいです。

 

偶然の出会いや、偶然参加した勉強会、

偶然行った先で知った情報、すべては

「偶然」のようで、「必然」なんです。

 

それを活かせたなら。

 

でも「偶然」を活かすのは、勇気の

いることですよね。

現状を大きく変える結果になること

ですから。だからこそ、より大きな

成功につながっていくと言えますが。

 

次回も「計画的偶発性理論」について

考えてみたいと思います。

 

ここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

ではまた!