※Instagram「うつし箱」の続きを綴っています。
「安定が欲しい」は、
だいたい正しい。
安定がないと人は壊れる。
だから求めるのは自然。
でも、
この言葉が危ないのは、
安定が“現状維持の免罪符”になるところ。
変えない理由にされる。
動かない理由にされる。
挑戦しないことが、美徳みたいに扱われる。
安定を選ぶと何が起きるか。
失敗は減る。
恥も減る。
揉め事も減る。
代わりに、手応えも減る。
刺激も減る。
自分で決めた感覚が薄くなる。
そうなると、
人生は他人の仕様に寄っていく。
会社の空気、
家族の期待、
世間の常識。
全部を守ってるのに、
なぜか機嫌が悪い。
理由は簡単で、自分がどこにもいないから。
安定って、落ち着く場所じゃない。
停滞を正当化する言葉になった瞬間、
毒になる。
安全にしているつもりで、
動けなくなっていく。
怖いのは、壊れる時は派手じゃないこと。
ある日いきなり終わるんじゃない。
毎日少しずつ、何も感じなくなる。
救いはある。
安定を捨てなくていい。
枠の中で裏切ればいい。
週に1回だけ、評価されない行動をする。
得しないことをする。
誰にも褒められないことをする。
その小さな裏切りが、
安定を“檻”から“土台”に戻す。
そこからなら、壊れずに動ける。