AOC バター 各種 | Refrainの美味しいもの見つけた!

AOC バター 各種

 

AOCとはフランスの原産地統制呼称のこと。
まあ産地が絞られ原材料が信頼できるということでしょうか。
(こちらのページで詳しい>http://www.etj-gourmet.co.jp/grand.html)

今回は、
グランフェルマージュの有塩 Sel de Mer(セル・ドゥ・メール)と無塩にトライしました。
ちなみにお値段は目の玉、飛び出ます。
比較対象として、ちょっと故あってわざと発酵バター二種、国産の四葉発酵バターとHOKUNYU乳酸菌発酵バターを選びました。

味ですが、今回はバターのみ塊で味わいましたが、


グランフェルマージュ有塩 
 塩分が強めに効いており、その後、旨み、甘さが感じられる。口解けは良く、後味も重くない。

グランフェルマージュ無塩
 
当然かもしれないが、塩分の違い以外は、グランフェルマージュ有塩と同傾向。

国産の四葉発酵バター
 味は淡く、何よりも、口解けが悪く、後味が重い。

HOKUNYU乳酸菌発酵バター

 味はやや淡いが、旨みは感じられる。口解けは良く、後味も重くない。

勿論個人的な好みが入っていますが、

グランフェルマージュ有塩グランフェルマージュ無塩>HOKUNYU乳酸菌発酵バター>国産の四葉発酵バター

但し、価格を考えると、
HOKUNYU乳酸菌発酵バターが一番コストパフォーマンスは良い。

実は、今回のテストでは、新宿のレストラン「ルクープシュー」のバター並みを期待した。
ルクープシューのバターは、バター入れいっぱいに入っている物をおかわりするくらい美味しいのだ。
グランフェルマージュは現存のバターでは最高級の部類だと思うが、ルクープシューのバターに比べると、直接食べたときの美味しさは、まだまだ全然劣っていた。
バターは用途にもよるので、評価は難しいが、さほど熱くないフランスパンにつけて食べる用途では、
ルクープシューのバターはずば抜けている。
想像だが、
ルクープシューのバターは、バターにサワークリームや香料を混ぜて、上手く調整してあるのだと思う。
長らく、
ルクープシューのバターを味わっていないので、近々、訪れたいと思う。
グランフェルマージュは、トーストしたてのパンに乗せて食べるとより香りがたって美味しいような気がする。
次回は、そのような食べ方で食べてみたい。