社員となったNとその友人Iと法人として外構専門業者として新たなスタートをきった。
当時まだ職人であった私は法人営業、現場と二足のわらじを履き、寝る間も惜しみ働いた。だが、私のしたいことはこれではない。
直接お客様と話をし、自社の職人で良いものを造り、末端である私達職人がすることで安く提供したい。業界を変えたい。そんな思いが強かった。ただ言われるがままに造る、しかも高い値段を払っている人の顔を見ながら…それがとてつもなく嫌だった。僕がやればもっと安くさらに良いものを造れるのに…
その思いが強くて思い切った。
当時まだ珍しかったCADを購入した。
パソコンを全く使ったことがないのにもかかわらず…約130万くらいしただろうか。
あまりにも無謀過ぎた…
これは僕の趣味なんだ、楽しいんだ、好きなんだ。
そう思い込むようにした。自分の趣味にお金を使うんだったら楽しいはず、楽しいはず、そう自分に自己暗示をかける為に。
どうだったか…半年くらいは毎日睡眠2時間ほど。自分を追い込むため、あちこちで3Dの図面がかけると取引先にも言ってまわった。まだなにもできないくせに…
その時の図面は見るも無残ざった…
が、めずらしかったため評判は良かった。
口コミは瞬く間に広まった。
一般のお客様を相手にする準備は整った。
いける!そう確信した。
紹介などでお客さんとの営業はちょこちょこ増えだした。
だが、呼べるのは倉庫兼事務所の汚い、狭い、わかりにくい場所。
人の顔色を見るのが得意な私はすぐに気づいた。こんなところに呼んで信用されるわけないと…
当時の仕入先であった問屋さんに頼み、
恥を忍んで同業者の事務所を見てまわった。
そして同じ町内である土地を借りた。250坪あった。私の思い描くのには少し小さかったが幹線道路に面しよく目立つ場所だったのでそこに決めた。新たに借り入れもした。500万ほどだったと思う。
事務所用にプレハブを置き、まわりには商品を展示した。当時はそのような会社は地域になかった。
その時には職人は見習いも含め6人にまで増えていた。
事務所を出した途端にまわりの人間の対応が一瞬にして変わった。
全く相手にしてくれなかった取引先は向こうから営業にきた。下請けもペコペコしながら言い寄って来る。
そこで1回目の人間不信に陥った。
人ってそんなに見た目で判断するんだ…
そう強く感じた。そんな人間に絶対になりたくない…そう思った。
いまでも私はその気持ちは忘れてないつもりだ、当時と変わらず下請けさん、問屋さんにはずっと敬語で話すようにしている。明らかに年下でも。
夢に一歩近づいたが、そう考えているほど現実はあまくなかった…
次回は続く…
当時まだ職人であった私は法人営業、現場と二足のわらじを履き、寝る間も惜しみ働いた。だが、私のしたいことはこれではない。
直接お客様と話をし、自社の職人で良いものを造り、末端である私達職人がすることで安く提供したい。業界を変えたい。そんな思いが強かった。ただ言われるがままに造る、しかも高い値段を払っている人の顔を見ながら…それがとてつもなく嫌だった。僕がやればもっと安くさらに良いものを造れるのに…
その思いが強くて思い切った。
当時まだ珍しかったCADを購入した。
パソコンを全く使ったことがないのにもかかわらず…約130万くらいしただろうか。
あまりにも無謀過ぎた…
これは僕の趣味なんだ、楽しいんだ、好きなんだ。
そう思い込むようにした。自分の趣味にお金を使うんだったら楽しいはず、楽しいはず、そう自分に自己暗示をかける為に。
どうだったか…半年くらいは毎日睡眠2時間ほど。自分を追い込むため、あちこちで3Dの図面がかけると取引先にも言ってまわった。まだなにもできないくせに…
その時の図面は見るも無残ざった…
が、めずらしかったため評判は良かった。
口コミは瞬く間に広まった。
一般のお客様を相手にする準備は整った。
いける!そう確信した。
紹介などでお客さんとの営業はちょこちょこ増えだした。
だが、呼べるのは倉庫兼事務所の汚い、狭い、わかりにくい場所。
人の顔色を見るのが得意な私はすぐに気づいた。こんなところに呼んで信用されるわけないと…
当時の仕入先であった問屋さんに頼み、
恥を忍んで同業者の事務所を見てまわった。
そして同じ町内である土地を借りた。250坪あった。私の思い描くのには少し小さかったが幹線道路に面しよく目立つ場所だったのでそこに決めた。新たに借り入れもした。500万ほどだったと思う。
事務所用にプレハブを置き、まわりには商品を展示した。当時はそのような会社は地域になかった。
その時には職人は見習いも含め6人にまで増えていた。
事務所を出した途端にまわりの人間の対応が一瞬にして変わった。
全く相手にしてくれなかった取引先は向こうから営業にきた。下請けもペコペコしながら言い寄って来る。
そこで1回目の人間不信に陥った。
人ってそんなに見た目で判断するんだ…
そう強く感じた。そんな人間に絶対になりたくない…そう思った。
いまでも私はその気持ちは忘れてないつもりだ、当時と変わらず下請けさん、問屋さんにはずっと敬語で話すようにしている。明らかに年下でも。
夢に一歩近づいたが、そう考えているほど現実はあまくなかった…
次回は続く…