朝一番、「お母さん、キンニクって好き?」と聞いてくる息子。
「筋肉???」となり、詳しく聞いてみると、昨日散歩で見つけて香りを嗅いだ金木犀のことでした。
カイマンのダンス〜アマゾンのおはなし〜
市川里美
(BL出版)
あらすじ
アマゾン川のほとりに住むローザと家族。
ある日、パパがカイマン(アマゾンに住むワニ)の赤ちゃんを獲ってきた。
ローザは、逃げたカイマンの赤ちゃんに内緒で「パクパクちゃん」と名付け魚をあげるが、パパはかんかんで…?
グッときたポイント
市川里美さんの絵は異国の雰囲気があって、最初は海外の作家さんかな?と思ってしまいました。「ペンギンのパンゴー(BL出版)」や「ぼくのきしゃポッポー(同)」も大好きです。
そんな市川さんの「世界を旅する絵本」シリーズ。色々な国の生活がリアルに描かれつつ、作品によってはその中にファンタジーの要素がさらりと溶け込んでいたり、その両者のバランスが唯一無二の作風を生み出していると思います。
家族の会話や生活の描写が本当にリアルだなぁと思っていたら、市川さんが実際に旅をして取材されているんですね。
「カイマンのダンス」は、アマゾン川流域のお話。
「カイマンって食べられるの?」
「ピラニアって美味しいの!?」
と驚きで溢れています。
ローザ達と狩猟の対象となるカイマンの交流が描かれているのですが、親の目線で背景にある自給自足の生活を考えると、手放しで「ああ、良かったな」とは思えないラスト。
息子がもう少し大きくなったら、もう一度読んで「これってどう思う?」なんて感想を聞いてみたいなぁと思いました。
今の息子は「かみつきダンス」が楽しい様子。
息子には広い視野を持って欲しいので、これからもこのシリーズ読んでみようと思います。
