こんにちは、天野川ワタルです。

潜在意識を活用し、
ゆるくらくーに生きるすべを探っています。

 

 

「執着」とはとらわれること、
こだわることです。


苦しみは執着から生じていることも多いです。






執着にまつわるお話として、
ひょうたん猿、というお話があります。


東南アジアにあるアルジェリカの農民は
米の入ったひょうたんを
あちこちにぶら下げておくそうです。


そのひょうたんには猿の手が
ちょうど入るくらいの穴が開いているとのこと。


夜になると猿は農園にやってきて、
ひょうたんを見つけ出す。


そして、ひょうたんに手を突っ込み、
いっぱいの米をつかみ出そうとする。


ところが、米を握ったままの手では、
ひょうたんから手が抜けない。


一晩中、ひょうたんの中で米を握りしめながら、
苦しむはめになる。


米を手放し手をゆるめればいいのに、
そこまで知恵が回らないのだ。


そして、夜が明けると、
猿はあっけなく農民につかまってしまう。




執着を捨てれば、すぐに楽になれるのに、
米に気を取られて、まわりにある果実にも気が付かない。


私達にもありそうで、案外、笑えない話ですね。


もし、あなたも物事に執着していることがあれば、
手放してみるのもいいかもしれません。


この世には、何かを得ようと思えば、何かを失う
という、法則もあるようです。


欲望で心が一杯のときは、幸福の入る場所が無く、
チャンスが来ても逃すことにもなる。


あなたが何かに執着していると感じた時には、
ひょうたん猿の話を思い出してみてください。


手放すのは惜しい物事かも知れませんが、
手放すことで、新たな可能性が
見えてくるかも知れませんよ。

 

 

いつもありがとうございます。 

もっと学びを深めたい方はこちらから