こんにちは、天野川ワタルです。

潜在意識を活用し、
ゆるくらくーに生きるすべを探っています。


私が好きな言葉の一つに、
人間万事塞翁が馬という言葉があります。


物語風になっていますので、ご紹介します。
※物語は多少アレンジしています。




昔、ある砦の近くに、お爺さんと、
その息子が住んでいました。


ある日、お爺さんの飼っていた馬が、
遊牧の地へ逃げて行ってしまいました。


それを知った村人たちは、さぞかし
お爺さんが悲しんでいるだろうと思い、
「お気の毒な事でしたね」と
慰めようとしましたが、


お爺さんは、なぜかニコニコとしながら
「いやいや、この出来事は悪い出来事では
ないかもしれないよ」と言いました。


それから数か月後、逃げていった馬が、
とても気品の良い馬を連れて帰ってきました。


村人たちも喜び、お爺さんにお祝いを
伝えようとしましたが、
お爺さんは心配した雰囲気です。


どうやら、この出来事は、
何かしらの災いの元になるかも
知れないと感じているようです。


お爺さんの心配した通り、
連れ帰ってきた馬に息子が乗っている時に、
落馬をして足を折る大怪我をしてしまいました。


それでも、お爺さんは、この出来事は、
幸運な出来事なのかも知れないと
言っているようです。


それから間もなく、
お爺さんの住む砦の近くに
敵が攻め込んできて大きな戦争が起きました。


その砦の近くに住んでいる若者は皆、
徴兵され、その殆どが戦死してしまいました。


しかし、お爺さんの息子は、
怪我をしていたので戦場に行くことは無く、
無事に生き残ったのでした。


という、人生の良い悪いは転々として予測が
出来ないというお話でした。


どうせ予測できないのなら、
物事は「自分の見方次第」という風にも
言えるかと思います。


きっと、この物語は、
人生を幸せに生きるコツというものを
教えているのでしょうね。


いつもありがとうございます。

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