約20数時間…、
真夏の暑さから
真冬の寒さへ
半年ぶりに会う長女、
少し痩せて大人びたかな…。
嬉しそうな笑顔に
目頭があつくなってしまったりして、
ごまかすために
つまらないジョークを言いながら 笑
久しぶりのハグを…。
お天気に恵まれた1月12日、
長女の成人式でした。
成人式と言えば
毎年新聞に掲載される
Suntory の広告もかねた
伊集院静氏の成人へ贈る言葉を
いつも楽しみにしています。
朝一番に新聞を開き…
娘におくるため切り取って机の上に…
『むかい風を歩くんだ』
成人おめでとう。
今日からみんな大人だって?
そんなはずがない。
一日で大人になれるわけがない。
どうしたら大人になれるかって?
こうだ、という答えはどこにもない。
その上、大人になるには近道もないし、
特急券も売っていない。
まずは家を出て、
一人で風の中にたちなさい。
そうして風にむかって歩き出すんだ。
歩きながら自分は何者かを問いなさい。
そうすれば君がまだ何者でもないとわかる。
それでも一人で歩くことがはじまりなんだ。
上り坂と、下り坂があれば、
上り坂を行くんだ。
甘い水と、苦い水があれば、
苦い水を飲みなさい。
追い風と、むかい風なら、
断然、むかい風を歩くんだ。
どうして辛い方を選ぶかって?
ラクな道、甘い水は
君たちに何も与えてくれないし、
むかい風の中にだけ
他人の辛酔の声が聞こえるんだ。
真の大人というものは
己だけのために生きない人だ。
誰かのためにベストをつくす人だ、
金や出世のためだけに生きない、
卑しくない人だ。
品性のある人こそが、
真の大人なんだ。
どいだい?
大人って大変だろう。
しかしそうでもないさ。
ひと休みに一杯やれる。
さぁ、大人にむかう君と乾杯。
(伊集院静氏 著)
むかい風にむかって歩いていきなさい。
感謝の気持ちを忘れずにね。
お友達たちも
みんな艶やかで美しく、
颯爽と精悍で…
どんな大人になっていくんだろう。
本当に楽しみです。
新成人のみなさまに乾杯!
娘に乾杯‼︎