さあ、前回の続きです。
腕の挙上、肩甲骨の上方回旋により広背筋の椎骨部が伸展されます。
この時、両肩甲骨の間にある筋群(菱形筋や僧帽筋)も
引き伸ばされることになります。
これらの筋肉の伸張により肩甲骨の間がピンと
帯を張ったように肩背部を支えます。
例えるなら、ハンモックのように胸郭を吊り上げるようなイメージです。
これが、肩甲骨周辺が「肩甲帯」とよばれる理由なのです。
さて、ここで、ほぼ核心の部分に入ります。
まず、以前からしつこく登場する「胸腰椎移行部」
この部分は、第12胸椎を中心とした部位で、
可動性に優れた場所です。
僧帽筋・・背骨(頭蓋、骨首の骨、胸椎)と肩甲骨をつなぐ筋肉です。
この筋肉の一番下は、第12胸椎から始まります。
広背筋・・椎骨部と腸骨部の境目は、第12胸椎です。
大腰筋・・背骨と太腿の骨をつなぐ大きな筋肉で脚を引き上げる際に
使われる筋肉で大変重要視されている筋肉の一つです。
この筋肉の始まりは第12胸椎からです。
腰方形筋・・第12肋骨、腰椎と骨盤をつなぐ筋肉で、体幹部の
側屈や捻り動作に重要な役割をはたします。
この筋肉の始まる第12肋骨は、第12胸椎に連結します。
広背筋・・肋骨部は第10肋骨~第12肋骨から上腕骨につながる筋肉です。
この筋肉の始まりも第12肋骨ですから第12胸椎に連結します。
その他の筋群、例えば腹筋群、
胸腰筋膜を介して広背筋や腰方形筋とつながります。
胸筋群に関しても肋骨を介して背骨に連結します。
細かく挙げればきりがないのですが・・・・
つまり、体幹部の筋肉群は、ただ一点を可動させるような付着、
走行の仕方をしており、骨格の構造もただ一点に力の伝達を行うように
組まれていると考えられます。
そのただ一点が 第12胸椎を中心とする胸腰椎移行部なのです。
あ~・・・・
広背筋の話をする前に核心部分を書いてしまいました・・・・
つ、椎骨部が・・・・
続きは次回・・・・