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今日はもう一回アップします。

 

サイズに関しての、おさらいみたいな内容になります。

色んな質問と指摘がありますので改めてって所になります。

保存版(?)にしてくださいな。

 

まずは上半身です。

 

着丈・・・襟のあるものは襟の付け根から裾までの長さです、シャツテイルのシャツの場合は背中中心の一番下まで。

襟の無いセーターやニットはリブの下端からリブを含む裾の下端までです。

 

袖丈・・・前も言いましたが、正確に袖丈と言う物は背中の中心から袖口までの事を言います。

最近よく肩幅と、袖丈は袖の付け根から測ってることが多々ありますが、袖の付け根だけを見て大丈夫と思ってしまうと危険ですよ。

あえて肩を大きく作っているものもあるしその逆もしかり。

あくまでも自分の背中の中心から手の付け根までの長さを把握しておくべきです。

ラグランスリーブのセーター等で「袖丈教えてください」なんてこともありますが、肩に袖の付け根は無いし測りようもありません。

背中中心からの長さが分かっていれば、そんな事聞く必要もありません。

それからセーターの厚さや袖口のリブの長さにもよって多少変わりますが、ゆとりを考えて実際の袖丈よりも7~8センチ長いと丁度良くなります、袖口を折る仕立ての物はリブの厚みもありますしその都度って事になりますが。

 

身幅・・・最初に、身幅と胸囲は微妙に違います。

胸囲はそのまま胸周りになりますから、昔の健康診断みたいに腕を上げて脇の下で測りますが、身幅は脇の下から5センチ位下で測ります。

最近の測り方はイコール胸囲が多くなってますが、服のデザインによってアームホールの広さが結構変わりますから微妙な差が出ます。

ちなみに、本当に微々たる差ですが脅威と身幅が同じ数値の服程寸胴になりルーズなデザインになると言えます。

逆に差がある物はどちらかと言えばシャープなカッティングと言えます。

もっと言えば、そこまで考えて作られている物の方がちゃんとしているとも言えそうです。

特にジャケット等の時に、身幅では無くウェストとして書いている場合がありますよね、コレは特にウィメンズウェアが顕著になりますが、ウェストが絞られた物が殆どだからです。

もしも身幅で書いちゃって「大丈夫!」って思ったらボタンが閉まらない・・・なんてこともあるから、一番狭いウェストを表記しています。

 

肩幅・・・文字通り肩の幅ですが、毎回なるべく緩やかにカーブさせて測っています。

型が一直線の人ってまずいないでしょ?、だから緩やかにカーブさせて測っているんです。

一部違う意見もありますが、洋服のサイズで一番大事なのは肩幅です。

どんなに気に入ってても、例え袖の長さがあっていてもまずは肩がきちんと合わなければどうしようもありませんよね。

特に重衣料の場合は肩がきちんと合っているかどうかで印象がガラッと変わってしまいます。

例えばビジネスで初対面の場合、肩が落ちちゃってたりしたら「こいつ仕事もだらしないんじゃ無いか?」とも思われるかも知れません、こういう部分って凄く大事でしょ?

肩がきちんと合えば、極論袖は詰められるし着丈もある程度は補正可能です。

後はアイテムに応じて、楽なデザインなのかとか楽に着たいのか(許容範囲で)を決めればいいわけです。

芸能人は歯が命だけど洋服は肩が命ですよ。

 

古いポロなんかの重衣料を紹介したときに、A5とかAB6とかってありますが、既製品だと身長で4サイズ、体系でも4サイズ位の展開で計16サイズ位から選べるようになっているはずです。

SML何かの物に比べて4~5倍の展開があるのはよりきちんとしたサイズを選びましょうって事なんですね。

逆にテーラードの物でSML表記の物は極端に言うと適当とも言えてしまいます。

カジュアルに着る前提の物はその範疇ではありませんが・・・

 

次に下半身

 

ウェスト・・・そのまんまウェスト周りのサイズですが、厳密には鵜呑みにできません。

スカートの場合は当てはまりませんが、パンツにも当然デザインがあって、全体の太さや細さ以上に゛股上゛が重要になります。

股上の違いによって履き心地は大きく変わり、特に股上の深い物を履きなれている人が浅い物を履くと違和感がありますよね。

よって、一言でウェストと言っても実際に履いた位置がパンツによって上下するので、履けるはずのウェスト表示なのに履けない、とか小さいと思ってたのに意外と履けちゃう、なんてこともあるわけです。

 

インシーム、アウトシーム・・・いつも書いているインシーム、コレは股下で、アウトシームは総丈になりますから、その差で股上の深さが分かります。

差が大きいと股上が深く、小さければ浅いということですね。

股上が深ければ、ウェストが少し小さいかな?ってサイズでももしかしたら履けるかも知れません。

更に、インシームが少し短いかな?って思っても股上が深いパンツなら丈が合うかも知れません、股上が深い程インシームは短くても・・・って表現が難しいけど、同じ腰の位置で履く股上の違うパンツならば股上が深い方がインシームは短くなります。

デザインの多様化や物の年代によって結構股上は変わりますので、ここまで書いといて言うのもなんですが履いてみないと何とも言えませんけど(笑)

 

渡り幅・・・股下約5センチのパンツの幅です。

コレはそのままですね、一般的にプリーツの入ったものは広くプレーンフロントの物は狭くなりますが、コレも色々なデザインの物がありますから何とも言えませんが・・・

 

裾幅・・・コレもそのまま裾の幅です。

渡り幅と合わせてみると、大まかなパンツのシルエットが分かって来ます、差が大きい程テーパードしたデザイン、差が小さいと先細りが小さくなり、渡り幅と裾幅が同じ位だとブーツカットやフレアみたいなシルエットとなります。

 

 

という訳で、珍しくこんなこと書いてみましたが如何でしょうか?

試しに自分の持っているもので遊んでみるのも面白いかも知れませんよ、特にパンツなんかは発見があるかも。

 

まぁ、そうは言ってもいつも書いているサイズはあくまでも参考程度って事で実際に着てみて履いてみないとわかりませんね(笑)

 

さて、明日は何を紹介しようかな?