月に１回の保護犬ボランティア、今回もまぁそれはそれは激カワワンチャンばっかりでした。
ボランティアって言っても、ただ戯れるだけなんですけどね(笑)
そう、犬を飼うって言っても事前に基本的な事は調べないといけません、毛が抜ける抜けない犬種って？とかその他沢山ありますが何時も思うのは、どうしてこんなにも可愛い犬が保護されてしまうのかって事。
沢山の事情があるのは理解できますが、それにしても・・・
って、そんな偉そうな事言っても、うちのまつこも衝動飼い・・・
そんなわけで、犬とはまるで関係無いけど今日は基本のシャツから。
POLO RALPH LAUREN MID ９０'S
"OXFORD YARMOUTH"
という訳で、基本的な色々を書いてみようと思います。
まずはサイズの表示からですが、このシャツは４１-８４とありますが何の事かわかりますか？
多分、コレを読んでいる人にとっては当たり前って話でしょうがコレが中々侮れない(笑)
と言うのも、最近は、゛袖丈゛の測り方が違っちゃってる・・・と言うか間違っちゃっていて、実は何だか分からなくなってる傾向もありそうなんですね。
日本のライセンス品、そうハミルトンと言うシャツメーカーが作ったタイ製のシャツなんですが、当然日本向けなので表示はセンチになります。
４１-８４、４１センチと８４センチ、これは首回りが４１センチで袖丈が８４センチのサイズを表しています。
首の４１センチはわかるとしても、さっき書いたような間違った測り方の認識で８４センチって言ったら、そこいらのオランウータン並みの袖の長さって事になります。
分かりますか？
そう、袖丈を腕の付け根から測っちゃってるものだからそういうことになっちゃうんです。
８４センチは本来首の後ろ中心、ポコッと骨があるでしょ？そこから測る物なんです。
よく、肩幅５０センチ、袖丈６０センチなんて言ってるところがあるでしょ？
ちょっと考えてみて。
んじゃ肩からどれくらいの長さなんだよ？って時に肩幅を２で割って６０センチを足さなくちゃならない、そしてやっと正確な袖丈が８５センチだなって把握できることになります。
仮に、あなたがシャツ屋さんの定員だったとします。
お客さんの袖丈ってどうやって測る？
全うな店の定員であれば当然肩の中心から測って、８２センチだの８４センチだのって測れますよね。
ってかコレが当たり前だけど、もしも袖丈を腕の付けるからって誤解している定員だったら、腕の付け根、言い換えると肩の先端からって事になるでしょ？
んじゃあ腕の付け根、肩の先端って一体どこよ？
そうとう曖昧な位置になっちゃうって、今コレ読んでて自分の肩をいじくってる人がソコソコいると思うけど(笑)、ねっ！
「別にそんなの良いじゃん・・・」って思ってる人もソコソコにいると思うけど、更には着方が良い意味では多様化、悪く言えばだらしなくなってる今時だからこそ大事になって来るんですね。
トレンドがデカめだから適当にデカけりゃ良いやって着ていて、いざちゃんとネクタイしてきちんとしなくちゃ！って時に着るシャツが無い、店に行ってもちゃんとしたアドバイスが受けられない。
結果、身だしなみがなってないだらしない格好になっちゃう。
よって、だらしない人間に見られる。
これは決定的に損ですよ。
最近は自分のサイズすら解って無い人が多すぎ。
服が好きとか、嫌いとか、そんな事では無く少なくとも自分のシャツのサイズ、ウェスト、足のサイズ位は知ってなきゃダメです。
シャツを買いに行って、サラッと表示だけ見て試着もせずに買えるくらいにならなくちゃ！
あっ、勿論ちゃんとした店での話ですけどね。
ってサイズの話でこんなにも長くなっちゃってチト疲れ気味なんだけど、次にメインの"RALPH LAUREN"の表示について。
(この話は何回もしているので、面倒な人はスルーですね)
"POLO RALPH LAUREN"と"RALPHAUREN"の区別ですけど、歴史の中でメンズのパープルレーベルはパープルベースのRALPH LAURENだし、何年か前はウィメンズも"POLO RALPH LAUREN"になったし色々とややこしいけど、ベースはメンズが"POLO"でウィメンズが"RALPH LAUREN"ってのは大体知ってるでしょ？
しかししかし・・・
このメンズのシャツは"RALPH LAUREN"・・・
実はコレ版権の問題なんですよ、ボタンダウンだけの。
要するに、ボタンダウンに"POLO"の文字が使えないポロって全然要は・・・になって無いけど、ボタンダウンの元祖、ブルックスブラザースのボタンダウンは゛ポロカラー゛って言うでしょ？
そのポロがポロでは使えないって事です。
だから、ポロラルフローレンなのにポロを取ってラルフローレンのブランドにしているって事です。
ちなみに、コレも前に言ってるけど、ネクタイの"RALPH LAUREN"も似たような感じで、日本で他のネクタイメーカーが"POLO"の商標を取っているので、過去の菱屋とか田中栄光堂のライセンス品はポロを使えずにラルフローレンってなってるんです。
次に、"YARMOUTH"ってのがモデル名。
今の事は全くサッパリだけど、古くはボタンダウンにドレス用やドレスダウン用の数種類のモデルがあり、ヤーマスはその中のドレス対応の物です。
従って、最初に書いたようにサイズもきちんと細かく分かれているんですね、勿論「きちんと着てね」って想いも込められていたでしょう。
微妙にボディも絞られていて、他のボタンダウンよりも少しだけシュンとしています。
モデル名が入っていないシャツも多くありますが、ドレスダウン用はSML表示なので、底を見ればすぐに違いは判ります。
ちなみに、Sは３７-８０、Mは３９-８２、Lが４１-８４に当てはめられていました。
長くなっちゃったけど、コレがポロの基本のボタンダウン。
って言うか、まずはきちんとした物、きちんとしたサイズを選んで着ろよっ！って遠回しに言ってみました。
という訳で、タイをしてきちんとにもドレスダウンにも着られるポロの基本的なオックスフォード地の黄色いボタンダウンでした。
※基本中の基本とはいえ、更に同じモデルとは言え年代によって微妙にボディの大きさは変わりました、この９０年代中頃は結構ゆとりを持たせたボディになります。
サイズ ４１-８４
着丈８１cm、身幅６０cm、袖丈８３cm、肩幅５０cm
￥７．７００
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