昨日お休みだったので、友人と 「ひとり語り」 を見に行ってきました。
どんな物かというと、林英世さんという女優さんのひとり芝居です。
http://hideyon.exblog.jp/
芝居というか、いろんな作家さんの短編小説を始めから終わりまで
ひとりで朗読するのです。
ただの朗読会ではありません。
舞台女優さんが感情込めて読むのですから
迫力があります。
何年か前に始めて見たのが、江戸川乱歩の「芋虫」でした。
ご存知の方も多いと思いますが、あの気持ち悪る~いお話です。
古い昭和初期くらいのモダンなビルの一室で
赤い絨毯の上に古い木製の椅子を一脚置いて
レトロな着物を着た綺麗な女優さんが
表情や声色を巧みに変え、朗読してくれます。
話が進むにつれ、現実から離れ時間が止まり
その部屋だけが異空間にいるような
完全に話の世界に引きずり込まれました。
あの空気がずっと忘れられず、また行こう!と思いながら
数年経った昨日やっと行けました。
昨日は、向田邦子の「三角波」と、川上弘美の「通天閣」
「芋虫」のような異様さはありませんでしたが
またまた大変楽しめました。
自分の体一つであんなに人を惹きつけ、感動させるなんて
本当に凄いなあと思います。
シンプルだから伝わりやすいのかも知れません。
たまには芸術に触れないといけませんね。