http://www.asahi.com/science/update/1029/TKY201010290492.html


ついに中国のスパコンが、演算速度の世界最速とされる毎秒2507兆回の記録を更新しましたね。


CPU(中央演算装置)の技術革新が頭打ちとなり、近年それを打破すべく「グラフィックプロセッサ」所謂GPU(図形演算装置)という新たな技術が生まれた。


従来のCPUはステップ・バイ・ステップによるシーケンシャルな線形(=1次元)処理でしたが、それに対しGPUは2次元演算処理を可能とした。(因みに、今後は3次元処理を可能にするPPU=物理演算装置がコンピュータの分野に革新をもたらすと予想される)


それで、中国人民解放軍国防科学技術大学は1万4336個のマルチコアプロセッサ(CPU)と7168個の「NVIDIA Tesla M2050」(GPU)を搭載させ 、世界最速の処理速度を実現したわけです。


問題は記録を更新したということではなく、このプロジェクトを主導したのが、「人民解放軍」であった点と、GPUを提供したのが「米NVIDIA社」だった点です。ここは注意が必要です。


アメリカは何を考えているんだ!中国軍に技術を売るなんて!と御思いの方は多いと思いますが、それがアメリカという国のやり方です。アメリカが日本を守ってくれるか?その考えは改めた方がいいでしょう。


アメリカの考えはこうです。



アメリカ政府:「日本は中国の軍事的脅威に備えなければなりません。

         よって自衛隊を強化し、我々の兵器を大量に購入しなさい!」

日本政府:「仰せのままに」


一方、中国に対し、


アメリカ政府:「かつて日本軍が中国本土に侵略を行った歴史を忘れましたか?

         歴史は繰り返します。我々の軍事技術を購入すべきだ!」

中国政府:「日本には恨みがある。よし!乗った!」



かつて、アメリカもイギリスも中国本土に軍事侵略を行ってきたが、その事は「無かったことになり」、なぜか、日本の侵略行為「だけ」が、繰り返し、声高に世界に宣伝されている。その理由は単純であった。


日本と中国が「対立すればするほど」、アメリカの軍事産業が「儲かる」からだ。


「北朝鮮だけではなく、中国の核ミサイルが大量に日本に向かって準備されている」として、アメリカは日本にMDミサイル防衛システム、迎撃ミサイルを大量に日本に「販売している」。一方で、中国に核ミサイル誘導技術、軍事通信衛星を売ったのもアメリカである。その中国の軍事的脅威に恐怖したインドに核ミサイル技術を売っているのも、アメリカである。


こうして、アジアに核ミサイル戦争が起きても「それはアメリカの知ったことではない」。死ぬのはアジア人であり、アメリカ人ではないのだ。