セメント瓦の雨漏り | リファインブログ

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北九州市で屋根板金工事をしている有限会社リファインです。
現場や日常を綴っています。

毎年この時期こんなに雨がふってましたかねぇ???

それも結構まとまった量!!

屋根の葺き替え工事の予定が2棟あります。

2棟とも既存屋根材をはがすので天気が良くないとチョット・・・

この天気・・・さっぱり段取りがつきません殮



セメント瓦の点検に行ってきました。
まずは、1棟目・・・現在雨漏りしています。
築30年以上手入れをしていないセメント瓦
表面の塗膜がなくなりセメントがむき出しになり雨水を吸っている状態
瓦を捲って見ると
雨水がしみ込みルーフィングがびっしょり濡れています。
ルーフィングも途中までしか貼ってなく野路板が見えていますし
ルーフィング自体も20年を過ぎると劣化し機能が十分ではなくなります。
201003020821000.jpg

2棟目
中古物件を購入したのだが、屋根が心配なので見て欲しいとのご依頼
塗装は何度かされていましたが・・・ここもルーフィングの貼り方が不十分
瓦桟がベニヤの為、ポロポロと砕けています。
201002241436000.jpg

ルーフィングが軒先まで届いていないので広小舞に雨シミが・・・
201002241436001.jpg

鉄釘で止めているので錆びて支持力が・・・
昔のビニール系のルーフィングは風化してボロボロの状態
201002241437000.jpg

セメント瓦に塗装を施しても見えている所しか塗れない
重なり部分は塗れないのでそこからどうしても雨水がしみ込んでしまう。

こうして見ると改めてルーフィングの重要性がわかる。
予算がゆるせば2枚重ねで貼りたい所です。

㈲リファイン