すごく背が高くて
ガッチリ筋肉質で
頭にタオルが似合うような
肉体労働バリバリこなしてますバリの
ガテン系男性が
Tシャツにスエットというラフな格好で
私が毎日くつろいでるソファに座ってて
ラフな格好だからこそ
ガタイがいい感じもすごく感じられて
私は信じられないくらい
痩せてて華奢な感じで
何故か酔っ払ってて
フラフラで
何故か
『寒い……寒い……』
と訴えてて
そしたら彼が
いつの間にかカレになっとる
薫、寒いんか?
こっちおいで
と呼び寄せてくれて
素直に隣に座った私を
何故かうまい具合に身近にあった
毛布に包みながら抱きしめてくれて
こうしてたらあったかいやろ?
と顔を寄せながらジッと見つめられて
優しくささやかれたところで
目が醒めました
うたた寝しながら見た幻想の中でも
人の体温は妙にリアルで現実感あって
幸せだったわ
病んでるのか
餓えてるのか
大丈夫かワタシ