梅雨が明け、太陽の光がジリジリと肌を焦がす季節がまた訪れようとしている。
変わらない日常。学校と家とアルバイト先を行き交う毎日。僕はどこにでもいる普通の大学生でした。
アルバイトはレンタルビデオ店。その当時はまだDVDもやっと発表されたかされないかくらいで当然レンタルはなく、ビデオとCDを扱う小さなお店です。僕はそこでもう2年くらいアルバイトをしていて、仕入も少し任されていたり、レイアウトも好きなように変えたりと自分好みの感じになっていた事もあって、結構気に入っていました。
そこに来るお客さんは、基本的には近所の常連さんなので、その人たちと映画や音楽の話をするのも好きで、それも長く続けている理由の一つでした。
この日も、いつものように夕方にアルバイト先に行き、いつものようにお客さんと映画の話をし、いつものように閉店の片付けをしているところでした。
そこに、1人の若い女性が駆け足で入ってきました・・・。