地下鉄に乗り、得意先へ向う。(クレームなので、少し気が重い)



途中、老夫婦が乗車してきた。



席はひとつしか空いていない。
(一応、わたしは立っている)
とりあえず、奥さんだけが座った。



ご主人はよたよたしながら、ドア付近で立っている。


すると
リュックを背負ったオタク系の青年が座席を立ち、
小さな声で



どうぞ…



でもご主人は気付かない。



彼はもう1度、ちっちゃな声で



どうぞ…



でも、気付かない。



どうぞ…



3回目も気付かなかったが、
奥さんがご主人を手招きして、
やっとこさ気付いてくれた。





(-_-)ご主人、耳が遠かった…。



なかなか伝わらない優しさだった。



(=_=)あー、もどかしい…。