いつもどおり、

御堂筋線動物園前で堺筋線に乗り換えて、

長堀橋に向かう。


北千里行きの電車がホームに入ってきて、

みんなで整列乗車。

わたしは最後ほうで乗り込む。


すると、足の上に何かが当たった。


当たったというよりは、

何かが落ちてきた。

重いものではなく、小さくて軽いもの。


下を見ると、100円ライターが落ちている。


一瞬、自分の100円ライターを落としたと思い、

直ぐに拾い上げると、

自分のライターではなかった。


たぶん、一緒に乗った誰かが落としたに違いない。


でも、誰も落としたことに気づいていないらしく、

皆さん、無言のまま。

しようがないまで、わたしの前の人が落としたのかもと思い、


ライター、落としませんでした?


と聞くと、


あっ、違いますっ、と素っ気ないご返事。


すると一瞬にして

わたしの周りは、












気まずい空気…

…( ̄ー ̄)






周りのみんなは、無言のまま。


落とし主が気づいて、

わたしのですっ!

と宣言してくれるかもと思ったが、







それもない…( ̄ー ̄)







そんな微妙な空気の中で、

おれっ、このライターどうしたらいいのっ?

と心の中で叫んでいたが、もうどうしようもない。


でも、拾ったライターを電車内に捨てるわけにもいかず、

ポケットに入れるのもおかしいので、

結局、長堀橋までライターを握ったままの出勤となってしまった。



事務所に着いて

改めて100円ライターを見ると、

ガスの残量はほとんどなし…。



ライターに貼られていたシールに、


プレゼント


と書かれているのを見て、


何か空しさを感じた、そんな朝となりました。