わたしの仕事仲間に、
人材派遣会社を起業した仲間がいる。
業界は違うが、
派遣業の営業活動についていろいろ聞くのは
わたしにとって非常に参考になる。
その仲間との話の中で、
今年最大のクレームについて教えて頂いた。
とんでもない大クレーム…。
どんなクレームかというと、
派遣社員を送り込んだ先の製造業で発生した事件だが、
工場内の何者かによって製品に「落書き」をされ、
検品のチェックをすり抜けて、顧客企業へ納入されたとのこと。
「落書き」された製品を発見した顧客企業は、
当然、大激怒となる。
でも、それだけではなかった。
「落書き」されていた言葉が
さらに問題を大きくした。
製品に「落書き」された言葉とは…
チンポー
そう、「チンポー」と書かれていたのだ…
そこから、
顧客対派遣会社の壮絶な戦いが始まった。
「君んとこの派遣社員が書いたのに、決まってるっ!!!」
「そんなことはありませんっ!!!
うちの派遣はチンポーなんて書きませんっ!!!」
「いやっ、チンポーと書いたのは、
絶対にお前ところの派遣やっ!!!」
このままでは結論が出ない。
派遣側としては、非を認めてあえて引き下がるべきなのか。
それとも自社の派遣社員を信じるべきなのか…
そんな中、
ひとつの提案がだされた。
それは
筆跡鑑定して結論を出す。
結論をだすために、
両社が納得の上で
筆跡鑑定によって白黒をハッキリさせることになった。
鑑定費用はなんと30万円強。
場合によっては裁判にも使用するらしい。
まずは派遣会社が筆跡鑑定人に資料を持ち込む。
(;^ω^A
「あのーっ、こっちの氏名の筆跡と
ここに書かれているチンポーの筆跡が、
同一人物かを鑑定して頂きたいのですが…」
( ̄ー ̄)
わかりました。
さすがはプロ。
言葉の意味ではなく、
あくまで文字の筆跡を鑑定するので、普通に受けて頂く。
それから数日が経過。
待ちに待った報告書があがってきた。
報告書のページ数は、なんと30ページ以上。
早速、報告内容を確認。
「まず、
チンポーの
チについてですが…」
チンポーのチだけに、
10ページが費やされていたらしい。
もちろん、書面にはチンポーのオンパレード。
そして結論は、
派遣社員は
白っ。
(ノ´▽`)ノやったーっ
仲間の社長は思わずガッツポーズ。
自社の派遣社員を疑わず、
最後まで信用した社長の勝利。
顧客も偉かった。
派遣が白とわかった翌日、
すぐに鑑定費用30万円を振り込んできたらしい。
あっぱれっ、顧客企業。
こうして今年最大のクレーム
「チンポー落書き事件」が
無事、終わった…。
もちろん、
顧客企業にはチンポー鑑定報告書が
公式文書として保管されている。
文書管理はISOの基本中の、基本。
ISOにチンポーの言葉が明記されたのは、
世界中ではじめてかも。
ある意味、すごい…(・∀・)
ただ、スッキリしないのは、
いまだに犯人が見つかっていないこと…
パート2に続きそうな予感がする…