久しぶりに品質の話。
加工に関係した仕事をしているので、
品質については日常会話となっている。
専門ではないので、実務で勉強することになる。
シッカリした会社は、
品質に対する基準がハッキリしている。
ISOの浸透だけが理由ではなく、企業理念の関係か。
よく「どの程度の品質がご希望ですか?」と聞かれるが、
わたしはいつも
「普通でいいです。」と答えることが多い。
しかし会話の流れからは、
「普通でいいんですか?」と
聞き直されることが多い。
価格も同様に「普通でいいです。」と答える。
業界標準より高くなければ、
安くしろとは言わない…。(本当ですょ。)
実は普通って、簡単そうで一番難しい。
過去の経験から
このような答え方をしているが、
その理由は
①普通以上の品質は、過剰品質になってしまい価格が高くなる。
②普通以下の品質だと、後々クレームが発生する。
③適正な品質/適正な価格でないと、仕事の継続性に影響する。
メーカー様に期待するのは、
適正な価格内で、出来るだけ安定した品質にして欲しい。
理想としては、価格の変動(高騰)がなく、品質のみが向上する。
一般的に、品質の向上は高コストのイメージが強い。
しかし、
「原材料を仕込む前の作業手順を徹底することで、
品質の安定が図られる。」ことも事実。
業種・業界によって違いはあると思うが、
普通にしなければならないことを
普通に実践出来るかで、品質レベルが変化してしまう。
これを設備側で改善しようとすると、
投資によるコストアップが待っているし、大体改善できない。
最近の傾向だと思うが、最後は〝人〟の質が影響する。
既に気付いている企業は、
〝人〟を基準に品質管理を徹底している。
設備なんかはあくまで道具。使う側がシッカリしていないとダメ。
製造に携わる〝人〟が、品質の基本を普通に理解して、
その上で設備(道具)を考えれば、
継続的な品質の向上に結びつくと思うんですが…。
よく切れるハサミを買っても、
刃を研ぐ〝人〟がいい加減だと、切れ方が毎回違ってくる。
下手をすれば品質が徐々に低下していく。
ハサミを使う前は、必ず刃を研ぎましょう。(学校みたい…)
こんな普通のことを、
当たり前に出来るメーカーが
わたくし、大好きです。惚れてしまいます…。
お付き合いして下さい…。(///∇//)