映画が好きなので、

関連した書籍を読むことが多い。

と言うことで、また今回も買ってしまった…。


解読「地獄の黙示録」


またまた難しい…。


本の内容はともかく、

ひとつの作品から、

よくもまぁ、こんだけ難しく解釈できるなぁと感心する。


ひとつ納得したのは、

翻訳によって映画が微妙に変化すること。

上映当時の時代背景や、作品の解釈によって違う映画になってしまう。


わたしも何度か経験しているが、

映画館で字幕を観ながら鑑賞した映画が、

TVで観ると全く印象が違ったこともある。


字幕の内容と、声優の台詞に違いがあったためだと思う。


映画監督が思い入れて作った映画であっても、

その後の扱い(上映時間の関係でカットされるとかも含めて)によって、

違った作品に観えてしまう。


そこで上記のような本を読むと、

印象が違っていた原因を、ほんの少しだけ理解することができる。

ある意味、文学でもなんでも同じような気がする。


100年前の作品でも、現代に通用する、または共通する部分に共感出来ることと、

当時の時代背景(民族・文化的な部分)を理解しないと、

判読できない文章や表現。


公開当時、「地獄の黙示録」を戦争アクション映画として

鑑賞した世代としては、

ひとつの台詞がどのような意味を持っていたか、まったく興味が無かった。


コッポラ監督からすると、

非常に不本意でしょうね。

興行的にもしんどかったみたいですし…。


日本映画にも期待しています。


現在、公開されている作品の中から、30年たっても話題に残る作品。

観客としては、興行的な成功だけでなく、

芸術作品としての成功も期待したいものです。


CG技術の進歩で、

ある程度、映画作りの制約がなくなったような気がします。

あとはよい脚本と、監督、そして俳優。(もちろん、スタッフも…)


何事も、よいものを作り上げるには、時間・お金・人が必要ですよね。

しかし逆説的には、

時間・お金・人がそろっても、ダメなこともあります。


その違いは、

好きなことに情熱をもって取り組めるか。

これが一番大事です。