以前、飛行機が嫌い だと書きました。



理由は、自分が搭乗しようと思っていた飛行機が墜落したためです。


今から21年前、御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機に乗るつもりだったのです。



わたしはちょうど東京に転勤した年。6月15日に支店に赴任。


盆休みが1ヶ月前となった7月中旬、予約を取る時期となりました。


新幹線ではなく(4時間弱が辛いので)空路で帰省しようと思い、


休み前の8月12日に乗れる飛行機を調べてました。そう日航123便です。



事務所が神田だったため、羽田空港までは約1.5時間。


空港へ18時過ぎに着くためには、会社を17時前に退社しないと間に合わない。


それで当時の支店長に相談。


「飛行機で帰りたいので、少し早めに退社させて頂きたいのですが…。」


上司は


「何考えとんねん。お前はまだペーペーでそんなことは許されへんやろぉ。」


「どうしてもダメですか?」


「当たり前や!!!!!ちゃんと最後まで仕事してから大阪に帰えれぇっ。」



そのときはハッキリ言ってムカつきました。


たった10分、20分ぐらいどうでもええやないかぁ!!!



渋々、6時過ぎの新幹線で帰省。


新大阪には10時到着、実家に着いたのは11時ごろ。


実家の玄関を開けると母親が血相を変えて走ってきて、


「何時、大阪に帰ってきてたんやぁ!!!!」


何のことか訳が分からない私に


「ジャンボ機が行方不明になってるってTVで放送されてる。」



両親には「飛行機で帰るから」としか連絡していなかったため、


凄く心配をかけたようです。(携帯もない時代です。)



それから自分の中では「与えられた命」と考えています。


大げさかもしれませんが、123便に乗っていた可能性が非常に高く、


上司がいい加減で17時前の退社を認めていたら、


間違いなく犠牲者の1人になっていたと思います。


わたしを飛行機に乗せなかった上司にも感謝。(今は亡き上司に合掌。)



この時期になるといつも思い出します。


「与えられた命」、亡くなられた方のためにも悔いのないよう、


精一杯、頑張っていきます。