毎日たくさんの情報がとめどなく入ってきます。


するとどうでしょう。

わたしたちはつい比較してしまいがちです。


しあわせになりたい。

優れた生活がしたい。


あの人のほうがいい。

あの子のほうが恵まれてる。


そんなモヤモヤとした気持ちがわいて

惨めな気持になってしまいます。

そして、努力して手に入れようとしてしまいます。


それでも手に入らないと思えると

冷たい態度をとってしまったり

嫌味のひとつも言ってしまいたくなるものです。


だからこそ知ってほしいことがあります。

他人に見せつけるための幸せは

しょせん誰かのマネごとに過ぎないこと。


そして誰かのマネごとや

受け売りをしている限り

本当に満たされることはないのです。


人に自慢できる幸せは

じつは自分が心から望んでいる欲求とは

異なることが多いのです。


獲得しても獲得しても安心できない、

それは他人を意識したニセモノの幸せです。


また、お金はとても大切なものです。

お金で買えることは

豊かさの一部ですが、

忘れてはいけないこと…


それは幸せの全てではないということ。


世の中があなたに押し付けてくる

「豊かさ」と「幸せ」の条件に背を向けるときです。


ずっとあなたは、内側にいる自分の声を

無視してきてしまって、

なかなかその小さな声を拾えないぐらいに

自分との関係が悪くなってしまっているかもしれませんね。


時間をかけて内側の自分と仲直りをしましょう。


あなたがほんとうに欲しいものはなんですか。


すぐには手に入らないと思えるようなものであることが多いでしょう。


でも諦めないで。

あなたがほんとうに欲しいものものが何かよく考え、そして自覚してみてください。


他人や世間との比較からではなく、

これが自分の喜びだと気がついて大切にできているとき、


わざわざ自慢などしなくても…

周りがあなたに目を細めて手を伸ばすほど

自分の内側から輝き放っていることを

かくせないのだと感じるようになるでしょう。


そのとき、

あなたは外側に合わせて追い求める幸せは

いつまでも逃げていくものだけれど

内側の声をきいて手に入れた幸せは、

ずっと自分の隣にあって…


しかも誰も奪うことのできない自分だけの

絶対的なものだという安心感に

つつまれるのです。