数年前、久しぶりにAS400のDX化という仕事に携わり、
あらためてAS400ユーザーが抱えている課題に向き合うことになりました。
その取り組みを通じて見えてきたのは、
まだ多くの現場で「どこから手をつければよいのか」が明確になっていないという現実でした。
長年動き続けてきたシステムほど、止めることは難しい。
しかし、改善や継承の必要性は確実に高まっています。
DXの第一歩は、システムを止めることではなく、
まず「見える化」から始めることだと思います。
プログラム構成やファイルの入出力、ジョブ連携を整理するだけでも、
次のステップが自然に見えてきます。
🔹 AS400モダナイズの基本ステップ
1️⃣ 現状の見える化(ブラックボックスの解消)
2️⃣ ソース抽出と構造解析(RPG/CL/DSPF)
3️⃣ 依存関係とデータ構造の整理
4️⃣ 自動化スクリプト化(Python/VBA)
5️⃣ Free-Form化・UI刷新・クラウド連携
6️⃣ 運用・教育・継承の整理
この経験をきっかけに、
AS400の現場がどのように変化し、
どんな課題を抱え、どう次の世代へつないでいくのか——
そんなテーマについて、少しずつ発信していきたいと思います。
📘 関連リンク
👉 技術解説の詳細版(note)
https://note.com/itmanagement/n/nb5fca9154fee
👉 活動報告(LinkedIn)
https://www.linkedin.com/in/refactorsyntax/
