【報告】【服育講座9/29開催】自然堂さん企画のイベントにゲスト出演(川崎市) | 日本リ・ファッション協会@代表ブログ

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リ・ファッションを「生活スタイルの見直し、変化」と定義し、循環型社会における持続可能な生活、産業へのシフトを推進する活動をしています。
●一般社団法人日本リ・ファッション協会 代表理事
●リ・ファッション キャラバン 代表

 

私自身とても楽しみにしていた「福めぐる 服育講座」でお話しさせていただきました。

平日の午前中にも関わらず、沢山の方にお集まりいただきありがとうございました。

(有難いことに12/1(金)も続編をご依頼いただきました。申込は記事の一番下)
 

主催者の自然堂(JINEN-DO)さまは

 誰もが安心して暮らせる
 “森のようなまち”へ

をコンセプトに活動されています。

 

自然堂さまが森のような多様性のあるコミュニティーづくりをされているところは私たち日本リ・ファッション協会と共通する点。

会場にもなっている”自然堂”は、コンセプトがスッと伝わる素敵なスペース。エディブルガーテンと丁寧に創られた母屋から構成されていて、足を踏み入れると、そこかしこから温もりを感じて自然と微笑みが浮かんできます。
ぜひこの気持ちよさを皆さんに体感していただきたい!

私の服育講座は、世界第2位の環境汚染産業であるアパレル業界の現状を知り、私たち生活者一人一人はどんな未来を目指して、どんな行動をとっていくかを考えるキッカケの場を目指しています。

 

前半に、アパレル製品の原材料生産から製造、流通、メンテナンス、リユース・リサイクル、廃棄、循環のプロセスから起こる課題を、グロ―バルな視点とローカル(日本国内)視点で解説。

後半では、課題解決のために日本リ・ファッション協会が行っている事例紹介から始まり、フランスが先陣を切って始めた法規制やグローバル企業が取り組んでいる解決策を紹介。

 

私が一方的にお話しするだけでなく、小グループに分かれてアウトプットしたりディスカッションしたりする時間も設けています。

 

その日の目的や対象に応じて内容や進め方を調整し、参加してくださった方が、家や職場に帰ってから考えたり、日々の暮らしの中で何らかの変化を起こすことにつながるよう心がけています。 

 

この日の参加者の皆さん、とても積極的に熱くご自身の体験や考えをお話しされていました。

例えば私の体験は、小学生までは母お手製の服を着ていたのですが、母と一緒に生地やボタンを買いに行ったり仮縫いで着てみたり、作る過程を楽しんだこと。これには大学生から驚きの声が上がりました。私が子供のころは既製服がほとんどありませんでしたが、今は逆に生地屋さんを探す方が難しいですものね。

環境負荷を避ける服の購入の選択肢として、古着やエシカルブランドの服を購入するという方法については、(欲しいと思うオシャレなデザインの服は)高額で尻込みしてしまうという話もでました。

あっという間の2時間で、私ももっと皆さんとお話ししたかったです。

 

13:00〜は【xChange 服と幸せの豊かな循環〜服の交換会@自然堂】が行われました。
そのかわわらで、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトのコットンベイブ作りのワークショップもやらせていただきました。講師はコットン仲間の大久保さん。

フワッフワの茶綿を手にした参加者さん、一瞬で心奪われ、癒され、幸せそうにベイブ作りに集中されていました。
完成したベイブちゃんを宝物のように大切にお持ち帰りされたのが印象的でした。
私たちが大切に種から育てた茶綿をこんなにも喜んでくださって感激です。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

今回は嬉しい再会や素敵な出会いが沢山で、本当に幸せな一日でした。

そして更に嬉しいことに、ご好評につき12/1(金)にも自然堂さんで服育講座をやらせていただくことになりました。

お申し込みはこちらのPeatixからお願いします。