【Engawa着物day】11/23(土)「引き継がれる着物」第一回 | 日本リ・ファッション協会@代表ブログ

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リ・ファッションを「生活スタイルの見直し、変化」と定義し、循環型社会における持続可能な生活、産業へのシフトを推進する活動をしています。
●一般社団法人日本リ・ファッション協会 代表理事
●リ・ファッション キャラバン 代表

Engawa着物Dayに同時開催という形で行うことになった
「引き継がれる着物」企画。
これは活動を共にするネオ着物スライリストのミシェル由衣さん企画で、2か月に一回ぐらいのペースで開催の予定。その第一回が昨夜行われました。
冷たい雨の降る中、キャンセルもありましたが集まった4名の着物好き。着物にまつわる素敵なエピソードや楽しみに花が咲きました。
特に形にとらわれることなく「好き」が先にあることが共通点だったように感じます。
 
私が着て参加した着物は、東北支援をする中で知り合った南三陸の西城さんから譲り受けたモノ。お嫁に来るときに自分で仕立てた思い出いっぱいの一着。
西條さんの住む地域では、嫁入り支度として和裁を習得すること、嫁入りの時に持っていく着物は自分で仕立てるのが古くからのしきたりだそうです。着物をたくさん持っていくことが礼儀なので、自分のものだけでなく、母や祖母の着物もかき集めて持たされるのだとか。
そんな西條さんの住む市域の伝統や西條さんの思い出話も一緒に皆さんにお披露目しました。
この日の着付けは、参加者の石田さんに着せていただきました。
私はよく着物を着ているので、自分で全部着れると思われれていますが、実は帯結びが苦手。半幅帯の時は自分でも締められるのですが、名古屋帯、袋帯の時には他の方にお願いしているのです。来年こそ自分で帯まで着れるようになります!(宣言)
そうそう、今年は自分で日本髪が結えるようになったのが、ちょっと自慢です(エッヘン!)。
昨夜も持続可能な社会に向けた取り組みとして、いいものを長く愛用する暮らしについて話題に上がりました。着物はサシテナブルでエシカルな着るもの。ファッションとして素敵で、着心地も良く、自然な暮らしにピッタリ。なぜそうなのか、着物の成り立ちから歴史までさかのぼって興味深い話ができました。
皆さんの見識が素晴らしくて楽しい時間でした。
 
ご興味のある方は次回をお楽しみに!!
このイベントの案内はFacebookのEngawaSumidaのイベントページで行います。
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