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東山魁夷記念館に行ってきました

 東山魁夷という画家をご存知ですか?
 昭和を代表する日本画家の一人で、風景画を多く描いた人です。

 湖に映る森に白い馬が描かれている絵など有名な絵も多く、知ってる人も多いかと思います。
 (吉永小百合さんが出てる液晶テレビのCMにも出てましたね)

 前から絵は知っていて、何年か前(2004年?)、東山魁夷展があった時には、横浜美術館まで見に行きました。
 唐招提寺?の襖絵は圧巻で凄く感動したことを覚えています。

 今回ひょんなことから、すぐ近くに記念館があることを知りました。

 彼は1945年から50年以上、千葉県市川市に住んでいて、市川市の名誉市民でもあるそうです。

 で、総武線下総中山駅から歩いて20分位のところにある、東山魁夷記念館に行ってきました。
 (観覧料は500円でした。)

 い~ですね~~~
 展示作品はそれほど多くはなかったですが、凄くよかったです(*^^*)
 最近、終電か徹夜か…
 という日頃の疲れが
 す~っと癒されました。

 お暇な方も、忙しくて疲れている方も、
 是非、足を運んでみて下さい。

(休館日は毎週月曜日ですが、展示品の入替え期間などあるので、行く前には必ず下のサイトを見てからお出かけ下さい)
 http://www.city.ichikawa.chiba.jp/bunka/higashiyama/index.html

もしも、この世から『死』がなくなったら…

 
ヒトって悲しいよね…いつか必ず死ぬから…

犬も猫も全ての生物は死ぬ
だから悲しいんだよ

…そうかな?
誰も死ななかったら幸せ?

そりゃそうだろ!
そうに決まってる!

死がなかったら、みんなが幸せなんだろうか?…

この世に生まれた人が誰ひとり死なずに永遠に生きてる世界…理想郷だね

そうかな?
アダムもイヴもキリストもブッダも…
エジソンもキューリー婦人も野口英世も
山本五十六もヒットラーもムッソリーニも
みんな生きてる世界って……

北京原人もクロマニヨン人も…ヒトに進化する前の類人猿も、ず~っと遡って、アメーバみたいなものから全てが永遠の命を持っていたら…

犬も猫も、ライオンもトラも、ゾウもキリンも
何万何億何兆もいる

ヘビやトカゲやクモやムカデやゴキブリも……

セミもキリギリスもね

総ての生物が死なないとすると…

この地球に生まれてきた全ての生物が、死ぬことなく、総て生きていたら…

恐竜もマンモスも三葉虫もサーベルタイガーも総て…

一体どれだけの数になるんだろう…

きっと地球は生物で覆い尽くされてしまってるね
足の踏み場もないよ

総て死なないってことは…他の生物を食べるとどうなるのかな?

食べられても死なないんだから、消化されないってことかな?

消化されないんだから、食べられない…というか食べたことにならない!

食べなくても死なないんだから、食べなくていいんだよ、きっと…

じゃあ、食べる楽しみはないんだね………

食べることより、住む場所どうなのさ?

どこもかしこも生物で溢れかえり、住むところ…どころか、立ってる場所もない

陸上も、地中も、海上も、海中も、空まで……

地球上のありとあらゆるところが、ぎっしり、びっしり、生き物だらけだよ



やっぱりそれは無理だろうな、、、



……だから死は必要?

そんな理屈を…

どんな理屈をいくらコネ廻しても

やっぱり、死を目の前にすると悲しい、苦しい

昨日まで話していた人が、今日は何も言えなく、何も聞こえなくなっている…なんて

笑うことも怒ることも泣くこともなく
動かなくなって冷たくなっている

…そんなこと

誰が簡単に受け入れられるものか!



そもそも、みんなが皆、死なないってのは無理があるから・・・

自分と自分が愛するものだけの、永遠の命があれば・・・

なんだ、それ、なんかのインチキ宗教?

どっちにしても、無理なものは無理!



全ての生物がやがて死ぬから、後に残ったものが生きていける

食べる楽しみも、食べ物を手に入れなきゃいけない苦しみも、

生きているからこそ…なんだね

他のなにかが死んでくれたお陰で、今、生きている



だから、その死んでいった何かに感謝して生きろって?

何も考えなくても本能のままに生きていけば、いいんじゃない?

それで勝手に世界はまわっていくんだから・・・

自然とは違う余計なことさえしなきゃ・・・

自然のままに生きて、自然のままに死んで・・・



でも、

やっぱり悲しいね

「死」って・・・


瞳に映る空の青さ


瞳に映る空の青さに憧れていた

無邪気に笑えたあの頃が胸をかすめる

軽はずみな言葉で君を傷つけていた

仕事を言い訳にするなんて

少しずつ曇っていたね

瞳に映る空の色



駆け出し

手を繋ぎ

飛び立とう

遥かな雲の上まで

瞳に映る空の青さを取り戻すまで



瞳に映る月の白さに憧れていた

一途に想えたあの頃が胸をかすめる

何から逃げようとしていたのか

今ならもう迷わない

夜の闇に黒く光っていたその瞳が

朝焼けに金色に輝くように



駆け出し

手を繋ぎ

飛び立とう

遥かな雲の上まで

瞳に映る空の青さを取り戻すまで