そんなわけでiPodから流れる永チャンを聴きながら、時に口ずさみながら階段を降りていく。
どれくらいの間そうしていたか定かではないが階段を降り始めて既に8曲目くらいになったころにようやく気づく。
なかなか辿り着かない。だいぶ深くまで降りてきた。
なんだか頭も重くなってきてうまく働かない。
ヤバいと思った。
地下深くまで降りすぎて酸素濃度が薄くなっている。
どれだけ空気を吸っても肺は膨らむのにいつまでたっても「吐き」にかかれない。
錯覚なんだろうけども。
パニック。
吸えども吸えども何もなくて、吐けども吐けども何も出ない。
金魚のように口をパクつかせて降りてきた階段を振り返ると入り口はもはや見えない。
マジでヤバい。
空気を求め階段を昇り始めても身体が重い。
耳元では最高のテンションで永チャンが「メェンフィ~ィス!」と唄っている。
…って前回こんな話してない。
ちなみにこの話は『下に降りる階段が死ぬほど長かったら』という話。
いちお逆バージョンの『上に昇る階段が死ぬほど長かったら』もあるんだけど中身はだいたい一緒です。
翌日もスタジオを押さえて今度は準備した。
まず足元のシステムは…
ギター
↓
ワイヤレス
↓
チューナー
↓
オーバードライブ
↓
リバーブ
↓
アンプ
という単純なシステムなんだけれども、アンプで歪ませるとなるとリバーブ音も一緒に歪んでしまうから当たり前な話、使えたもんじゃない。
なのでリイシューアンプの利点およびある意味欠点でもあるセンドリターン端子をちゃんと使いましょうって事で。
そうしたかったんだけどシールド持ってなかった。
まずはシールドを買いに楽器屋さんへ。
ベルデンのボトムレンジ3mが4000円か…
とりあえず今アンプに突っ込んでるシールドもヘタってるように思ったしこの際だから3本購入。
ところでセンドリターン用のケーブルに金かける意味ってあるのかね。
とにかく今使ってるケーブルもたまたま部屋に落ちてたような数百円のやつで
そのうえ5年くらい使ってきたからここらで替え時って事で。
ついでにピックも在庫少なくなってきたんでガツっと購入。
ここ数年来はミディアムだったけどなんとなくハードにしてみた。
この持ち心地が懐かしい。
いざスタジオへ…
冒頭で余計なこと書いてしまったが故に次回へ。
次回の冒頭では楽器屋からスタジオまでの道のりでくぐった死線の数々に尾ひれを付けて
お届けしようと思います。
どこに続いているかわからない階段を降りる時は気を付けた方がいい。
死ぬほど長いかもしれない。