本日の読書感想文


 

 

 

 

空色勾玉

荻原規子


 

あらすじ 

 

輝(かぐ)の大御神の双子の御子と、闇(くら)の氏族とが争う世界で、幼いころ山でさまよっているところ、輝の統治を受け入れた羽柴の郷の夫婦に拾われ育った狭也(さや)。輝の御子である、月代王(つきしろのおおきみ)に憧れていたが

ある日、闇の氏族から、狭也は闇の巫女姫なのだと告げられて・・・

 

闇の巫女ながら光に憧れていた狭也が、輝の神殿で稚羽矢(ちはや)と出会い、大きな運命へと巻き込まれていく・・・


 

感想 

 

日本神話をモチーフにしているそうですが、全然知らない私には、最初は名前を覚えるだけで大変でしたあせる

ですが、読み進めるうちにどっぷりこの世界に浸かってしまいました。

 

この本は、挿絵がほとんどないんですが、情景の表現が素晴らしかったです。

 

 

<抜粋>

夕暮れには燃えあがるような夕焼けが空を彩り、冷ややかな夜をつれてくる。その黄金の雲や茜染の空は、山の端から木々に向けて、わたしをまねてごらんとささやくかのようだ。そして木々はすっかりさそいにのり、用意をととのえはじめていた。

 

 

 

季節が夏から秋へ移ろう様子を描いていますが、素敵です。

 

 

 

ネタバレします!!

 

 

 

 

 

狭也は、巫女ですが、とても素直で、自分の気持ちに正直です。

巫女なのに何もできず悩んだり、月代王に憧れたり、嫌なものは嫌と言ったり。

 

稚羽矢と出会い、お互いが支えあい、成長していきます。

 

稚羽矢は、姉兄御子から「できそこない」だとと神殿に閉じ込められていて、

外の世界を知らないまま過ごしていて、狭也と出会い、外の世界を知り、素直に受け入れ成長していく。

 

輝の御子で死ぬことのない稚羽矢が、輪廻転生をする闇の氏族に憧れる。

命はいつか終わるからこそ尊いのだと。

 

そして、許すことの大切さ。

 

とても美しい話でした。

 

少し恋愛要素もあるのも、楽しめましたウインク

 

 

このごろ、ファンタジーを読んでなかったので、最初は読み切れるかな~と思いましたが、

私はそもそもファンタジーが好きなんでした!

 

子供のころ、最初に読んだのは『クレヨン王国』シリーズだし、『ハリーポッター』シリーズも全巻持ってるし!

ちょっとファンタジーにしばらく惹かれそうですキラキラ