前回のブログで書いたように
去年の8月から今まで凄まじい1年間だった。


今までパン工場で精一杯働いてきて、
回りから信頼も得て、評価もありがたくいただいて
順調だったのかもしれない。


しかし、パン工場というのは昼夜関係なくシフトが組まれ、残業も当たり前に多い。
そして、肉体労働な為、身体の疲労感が凄まじかった。
もっと上手に抜いて仕事できるほど器用なら良かったのかな?

そのため、時折精神的に疲れたり、
歳を取ってまで続けられるのかと不安もあった。

けど回りの人たちがホントに好きだった。
パンづくりも大好きになった。


精神的に弱くなったタイミングで、
6年間培った知識と経験を生かして、
お客さんの近くでパンづくりをする
マチのパン屋さんに憧れていた為に、
勢いで飛び出してしまった。

今となってはとても後悔しているチーン


社会人として、人として成長させてもらったと心から思ってる
いまでもお世話になった当時の先輩、上司のことは尊敬している。


後悔





無職の時はなんの仕事につくかなんて全然わかんなくて、
ずっと仕事してきて、1年無職という後ろめたさ
同級生や社会から取り残されたような
焦燥感や劣等感


眠れぬ夜もあった





親とも散々ギクシャクした。



息子のために色々とアドバイスや注意してくれたり、
資格試験も受けさせてもらった
お金も工面してくれた。


いま、生きてるのはそのおかげ。


当時は自分のことでいっぱいいっぱいで、
何を言われても、「やらされてる」「否定してばっか」 だって思ってしまっていた。



全てがダメな方へダメな方へと。


下降していった。




当時付き合っていた彼女も、
腰が全然治らなくて、仕事にもまだまだ就けなくて
親ともギクシャクしていてと
そんな俺の状況に
俺との未来が見えなくなって
「もうどうしたらいいかわかんないよ…」
と不安にさせてしまい



彼女の大切な時間を、もうこれ以上俺のせいで
無駄にしたくない。
彼女には幸せになってほしい。




そう言って別れることになった。



どん底だった。







金もない
職もない
腰が治らない
親ともうまくいかず




一人で抱えるしかなかった
いっぱいいっぱいだった。













けど今は違う。






こんな俺にいつもとな~んにも変わりなく
遊びに誘ってくれる友人。

「今日暇~?」

「暇してるけど色々あってお金無いよ」

「話聞くからドライブいくべ」


ドライブしながらネガティブな話を聞いてくれて

「なに食べたい?肉食うべ肉!」

「いや!まじで金ね~よ」

「いいんだって!仕事ついたらまた遊ぶべ!」

彼はそう言って焼き肉をご馳走してくれた。



なんでいつもと変わらず接してくれるんだろう。








変わったのは自分だけ。



いっぱいいっぱいになって回り見えなくなって
変わったのは自分だけだった。



もう死んだ方がいいとか
否定してばっかとかダメな方へ向かってたのは自分。





あの日、一歩だけ前に進めた気がした。



おれも友人に何かあったら
変わらず、接して助けてあげたい!