樹木希林さんが亡くなった。
彼女が言っていた
自分を生き尽くすということ。
本当に難しい。
彼女が彼女になれるまで
どれだけの色を味わったのだろう。
ロックンロール内田裕也の
コメントの最後の言葉
『見事な女性でした』
それを聞いた時
思わず泣けた。
彼女は最愛の人に
それを言わしめた。
見事って言葉は
最上級の上の上に聞こえた。
彼女は見返りを求めない人間らしい。
でもでも
やっぱり彼女の魂は
その言葉を聞いて
泣いたと思う。
求めていたと思う。
私なんかが
誰ーーーー!!って話だけど
ワイドショー見ながら
本当によかったね、お疲れ様でした。
最高の人生の終わり、おめでとうございます。
ってよくわからんことを
心で中で思っていた。
彼女のように
死にたい。
20歳くらいの頃
生きる意味とか生き様とか
よくよく考えてた時期に
人は死んだ時
どういう人だったかって
語られる為に
生きてるんじゃないかって思った。
誰かの伝説になる為に
生きるんではないかと。
生きてる間の自分の業は
死んでから報われるというか
なんとも残酷だなって。
だから見返りを求めて
いい人と思われる為に
いい事をしたって
この世では報われない。
でも、じゃあ死んでから評価されるなら
この世でいい事なんかしない方がいいって
そうは思わなかった。
死んだ時に
あんな人いないよって
誰かに言わせたら
そんなロックな事ない。
それが儚くて虚しくて
かっこいいなって思った。
生きてる間は
バカにされて、傷ついて
ボロボロになっても
それでもいつまでも
バカで単純で無防備で
あんな人いなかった。
私の短所を死んでから
認めて貰えたら
がんばって生きた甲斐があるなって。
死んだ人は偉いとはこの事だ。
樹木希林みたいに
彼女のような最期を送る為に
人はがんばるんだと思う。
私もがんばろうと思う。
樹木希林さん
どうもありがとう。