宙組公演「ホテル・スヴィッツラハウス」は、5月2日に梅芸で観劇する予定だったのですが、コロナの緊急事態宣言で大阪公演が全公演中止になってしまい途方にくれていたところ、ライブ配信があることがわかり早速チケットを購入!東京で観劇した長女が、「すごくおもしろかった!」と言っていたので、配信を楽しみにしていました。この日は、エリザベート・ガラコンサートの千秋楽のライブ配信の予定があり、のぞさまのトート閣下、ねねちゃんとみりおちゃんのエリザベート、そしてかいちゃんのルドルフと、89期生が主要なメンバーを務めるというスペシャルバージョンとのこと。1日に2作品のダブル観劇となりますが、エリザのガラコンサートもライブ配信チケットも購入するこになり、GWの最終日は、宝塚三昧の1日となりました。

 

配信開始時間になる少し前に、長時間の観劇に備えておにぎりとお菓子を持ってきてくれた友人と一緒に、オフィスのスマートテレビの前のSS席に着席し、まずはエリザベートのガラコンサートの観劇から・・・。ライブ配信は、おしゃべりしながらお菓子を食べたりコーヒーを飲んだり、リラックスしてみることが出来るので、楽しさが倍増します。雨天のせいなのか、格安価格で購入したテレビの性能のせいなのか、インターネットの接続状況が良くなかったのか、ちょっと画像が乱れる場面もありましたが、久しぶりにエリザベートの世界を楽しませていただきました!

 

まずは、のぞさまの登場シーンで盛り上がり、エリザベート役のねねちゃんの歌がすごく上手になっていたことに感動し、フランツ役に抜擢されていたぴーちゃんとルキーニのトシちゃんには、凄すぎる主要メンバーとの共演は荷が重すぎたのでは、と心配になったり・・・・。ガラコンサートではキャスティングが毎日変わるので、毎日見続けていたら、いろんなトートやエリザベート、フランツやルキーニを見ることが出来て楽しかったんだろうな…と思いながら前半を観劇。やはりのぞ様のトート閣下は想像以上に凄いな・・・と思いました。圧倒的な歌唱力は勿論ですが、髪型やメイク(お顔に何かタトゥーのような模様がありました)にも工夫が凝らされていて、舞台に立っているだけで圧倒的なトート様ののぞ様でした。

 

そして、第一部の終了後、いよいよ可憐なメイクとヘアスタイルで美しいブルーのドレス姿のみりおちゃんのエリザベートが登場しました!!みりおちゃんファンのわたしは、みりおちゃんがどんなエリザベートを見せてくれるのか、楽しみでもあり、ちょっと心配でもありました。みりおちゃんは男役の地声で歌う時はどの歌を聞いても安心して素敵な歌声にうっとりできるのですが、女役のエリザベートとして高音の裏声で歌う歌は大丈夫なのかな・・・・と心配になりました。ちょっと前にNHKの番組で、「なごり雪」を歌ったみりおちゃんを見たのですが、宝塚時代とちがって、ちょっと不安定な歌声を聞いて、みりおちゃんの魅力が十分に発揮できていない感じがしたので、高音パートが多いエリザベートをどうやって歌いこなすのかな・・・とちょっと心配していました。

 

ツイッター情報などを見ると、みりおちゃんファンの多くの皆様は、みりおちゃんのドレス姿の美しさや、トートからエリザベートに数日間で役替わりして、両方の役をこなしたことに感動していらっしゃった様子がうかがえましたが、わたしは長年のみりおちゃんファンとして、はらはらしながらみりおちゃんの歌を聞いていました。

 

退団後、「ポーの一族」で久しぶりに舞台に立ったみりおちゃんのエドガーの姿を見たときに、本当に感動で胸が一杯になりました。わたしが応援してきた宝塚時代のみりおちゃんは卒業しても健在だ!さらに進化している!!さすがみりおちゃん!!!と感激の涙を流したあの日・・・・。でも今回は、その時とはちょっと違う感想を持ちました。みりおちゃんなのにみりおちゃんではない…という感じでした。女役の歌い方はやっぱり男役とは違うんだな・・・と思いました。完璧主義で、負けず嫌いのみりおちゃん自身は、どう自己評価したのかな・・・と。

 

でも、嬉しいニュースとして、昨日はみりおちゃんが秋に主演する舞台の発表がありました!「マドモアゼル・モーツァルト」というミュージカル作品です。モーツアルトは実は女の子だった、という設定のお話らしいので、また男役に扮するみりおちゃんのかっこいいお姿を見ることが出来ると思い嬉しくなりました。やはりみりおちゃんは舞台の人。地声で歌うミュージカルの役を中心にお仕事をしてほしいな、とファンに一人として思っています。

 

・・・と、みりおちゃんのファンなのにちょっと辛口なことを書いてしまいましたが、みりおちゃんのファンだからこその意見ということで、不快に思われたみりおちゃんファンの方がいらっしゃったら、お許しいただきたいと思います。ファンとして、卒業後も進化しつづける素敵なみりおちゃんの姿を見せていただける演目を期待しています。

 

でも、今回のガラコンサートの千秋楽は、89期生が主要なキャストを務める配役となり、のぞさまがトート様、みりおちゃんとねねちゃんがダブルキャストでエリザベート、かいちゃんがルドルフ、純矢ちとせさんがゾフィーと、宝塚在団時には絶対に実現しなかった貴重な舞台を楽しませていただくことができました。できれば、フランツ役をみやちゃんに担当してほしかったな・・・と。みやちゃんとみりおちゃんの「夜のボート」を聞いてみたかったです。でも最後の昇天の場面では、みりおちゃんがのぞ様の胸に飛び込んで、のぞ様がしっかりと抱擁!!こういうシーンが見ることができるのは、ガラコンサートならでは・・・ということになります。卒業後、同期で同じ舞台に立つことができて、89期生の出演者の皆さんには、良い思い出が出来たのではないかと思います。

 

・・・と、つい、ガラコンサートの感想に力が入って長くなってしまったので、ダブル観劇の2作目「ホテルスヴィッツラハウス」の感想は、また次の記事に書きたいと思います。